nana

光あれ
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#未来古代楽団オーディション最終          歌詞はどうか、聴いて想いごと読み取ってください。 大きめの音量で聴いて頂けると幸いです。 ここからしばらくは夢のような話ですが、 5月17日に開催された、 未来古代舞踏祭 【 瞬き、やがて、永遠 】 にて 古代と未来の狭間の空間から生還して参りました。 忘却の優しさを、忘却の正しさを捨てて生きると、 人形に与えられた2つの道の選択で、 私達は 赤の道 を選んで来ました。 誰かの犠牲の上で成り立っている世界であること 平穏の裏には多くの犠牲があることを 忘れない ということを選び いつまで持つか、いつ滅びるかもわからない世界で 苦しみを抱えて生き続ける私達、生贄──踊り子達に、 楽団の皆様に祈りとして捧げて頂いたこの楽曲で臨みます。         《 祝福知らぬものよ 》         《 正しさ持たぬものよ 》          《 なお行く愚かものよ 》          《 その道に光あれ 》 この語りから入り、決意の選択の後に歌われたこの楽曲。 この曲が終わり、審判がくだされ、終曲に向かう流れが あまりにも物語として綺麗で、すごく心に残っていたので 私はこの曲を選びました。 舞踏祭での経験がなくともこの曲は大好きでしたが、 あの経験があったからこそ得られた重みは確かにあります。 その重みを思いとして、魂として1音1音に込め、 ひとつ残らず大切に歌いあげたつもりです。 私達の前に現れた、かつての滅びを知る人形は、 わざわざ血塗られた苦しみの道を選ぶ人間達を想い、 私達の決意を称え、光を祈ってくれました。 いつか忘れられる私達が、忘れないことに意味があるのなら せめていつかのその時までは、あの日の不思議な体験を 思い出し続けて生きていきたいと思いました。 聴いてくださった皆様に、 この私の歌から少しでも『 何か 』を感じ得られて頂けたら、 それだけでこのオーディションを通して、私自身が得たもの そのすべてが意味を成します。 やれることはやったので、あとはゆっくり待ちます! オーディションが終わった後にも伴奏が残っていてくれたら 嬉しいなと個人的に思っています好きな曲が増えたので! 聴いてくださった方、最後まで読んでくださった方、 1次の時から応援してくださってる方々、 素敵な機会をくださった運営の皆様、未来古代楽団様、 本当にありがとうございました! 以下追記。勢いのまま書き綴った、舞踏祭終了当時の感想 ____________________________________ __ __ _ _ _ 観客である自分達をどれだけ世界観にのめり込ませられるか、いわゆる 没入感 を本当に重視して、 すごく細部までこだわられた演出だなと感じた。 あの日の舞踏祭は、 今となっては夢だったのではないかと感じるような、 本当に現実とは別の、少しズレた世界線というか、別次元に 迷い込み立っていたような。 最初から最後までそういう気持ちであれたことが 本当に素晴らしくて、何よりも本当にすごいことだなと思う。 ああいった没入型のものというのは、個人的に 本当に浅い眠りの時に見る夢のようなものだと思っていて、 軽く叩かれればすぐに目が覚めるように、 ほんの少しでもなにか違和感があったりすると 現実に戻ってしまうというか、 すんっ…と夢から醒めてしまうような。 すごく繊細で柔らかな。細い一本道を歩くような。 それくらい、その場に留めておくだけ のことが すごく難しいことだと思うからこそ、 自分が最後の最後まで、 なんなら終わったあとの余韻も含めると 未だに半身はあの世界から抜け出せていない、ような。 そういう気持ちで今も居れていることに感動。 全てはあの舞踏祭の為に長く、沢山努力や準備を 積み重ねてきてくださった楽団、関係者の方々のおかげ。 演出も、歌も、演奏も、本当に素敵だった。 シンガーの方々の、世界観を大切にした歌や語り、 惹き込まれる歌声は、ずっと聴いていたいと思ったし ひとりひとりの歌をもっともっと沢山聴きたいと思った。 歌だけじゃなく、それぞれの動きを含めたパフォーマンスが 素敵で、妖精、精霊、そういう少し非現実的な類のものを 見ているような気持ちになった。 生演奏ってこんなに響くものなんだと思った。 『 踊踊踊レ 』でのバイオリンソロで泣いた。 なんで泣けたのか自分でもわからない、とりあえず 言えるのはかっこよすぎて泣いたというのはひとつ。 本当に音と連動して心も震えたようだった。 それぞれの演奏者の方々が完全に自身の音の役割を 完璧に理解していて、全ての音に意味があって、 本当にバランスが良くて聴き心地が素晴らしかった。 メロディラインを担当する楽器が ころころと切り替わるのに、聴いてる側がメロディラインを 見失うことがない、しっかりメロディのバトンを次に繋げ、 サブになった瞬間サブとして徹する。 聴いてる分には自然すぎてわからないけど、 すごく高度なことを全員で成しているところが 本当にプロだなぁと思った。 音源で聴いていたものが、目の前で再現される幸福が こんなに大きいものだったか、と 忘れていた感情を思い出させてくれた気持ち。 音響も照明も本当に素晴らしかったからこそ、 私達はあの世界に居られた。完全に誘われていた。 こんな風に、いくつもいくつも感動を与えられた自分が 次のライブにも行きたいと思うのは必然的で、 10月のライブにも舞踏祭の直後に申し込んだ。 当たったらいいな。また観にいきたい。 もし外れてもまた配信なる魔法があったりするなら、 そのチケットは買いたい。 できれば現地でまた溺れたいけど。運次第。 素敵な経験、体験だった。 あの舞踏祭に関わってくださった全ての皆様に感謝しかない。 不思議な夢をありがとうございました。

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UTAO
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