
語り手:青い芋虫についていくとそこでは、愉快なお茶会が開かれていました。 帽子屋:おや、新しいお客だ! 三月うさぎ:べ、別に歓迎なんて…。 帽子屋:何を言うの三月うさぎ、久々のお客だよ!歓迎しなくちゃ! 三月うさぎ:うるさいわね!歓迎しないとは言ってないわよ! アリー:えっと、この方達は…? 芋虫:帽子屋と三月うさぎ。君が出会うべき者達さ。 帽子屋:もしかしてあれかい?不思議の国を救ってくれるのかい? アリー:そう頼まれてはいます。 三月うさぎ:何よ、そのぼんやりとした返事。 アリー:す、すみません…。 帽子屋:てことは、女王達のステージがまた見られるんだ! アリー:ステージ…? エリー・エルシー:うわぁぁぁぁ!! 語り手:そこに、空から突然エリーとエルシーが降ってきました。 地面に直撃する直前で、帽子屋の不思議な力によって助けられた二人は、アリーの元に駆け寄ります。 エリー:アリー、エルシー。不思議の国を救うヒントがわかったよ! この世界は、赤の女王と白の女王の歌の力が支えてるんだって! エルシー:私も、ヒントになるかは分からないけど。白の女王は赤の女王を許すつもりがないって。 アリー:え、ええと…? 三月うさぎ:二人とも少し落ち着きなさい。 帽子屋:ふむ、どうやら女王達は喧嘩をしているようだね。 アリー:喧嘩なんて、ダメだよ! 芋虫:女王達を仲直りさせれば、この世界を救えるんじゃないかい? チェシャ猫:そういうことさ。 語り手:どこからか、チェシャ猫が現れました。 チェシャ猫:お嬢さん方、どうか頼む。女王達を仲直りさせて、この世界を救っておくれ。 エルシー:…最初からそう言えば良かったのでは? チェシャ猫:それじゃあつまらないだろう? エルシー:はぁ…。 エリー:でもなぁ、仲直りなんてどうすれば…。 帽子屋:歌さ! アリー:歌…? 帽子屋:女王達は歌が大好きなんだ。歌う楽しさを思い出せばきっと! 芋虫:もう一度ステージに立ってくれる。 帽子屋:そういうこと! 三月うさぎ:なら、貴方達が歌いなさいよ。 アリー:え!? エリー:私達が!? 三月うさぎ:楽しそうに歌っているところを見れば、自分もステージに戻りたくなるでしょ。 エルシー:なるほど…。 帽子屋:いいアイデアじゃないか! 三月うさぎ:べ、別に…。 帽子屋:そうと決まれば、僕が三人にダンスのレッスンをしてあげよう! アリー:帽子屋さんが? 帽子屋:こう見えても僕は、ダンスの達人なのさ。 三月うさぎ:仕方ないわね。私も、とっておきのコスメを使ってメイクしてあげる。 帽子屋:ブラボー! 三月うさぎ:ま、まぁ素敵だったんじゃない? 白うさぎ:最高のステージだ! チェシャ猫:うむ、確かに。 芋虫:何かを思い出しそうなステージだったよ。 帽子屋:それは賞賛の言葉なのかい? 芋虫:最上級の賞賛さ。
