𝓑𝓲𝓪𝓷𝓬𝓪

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懺悔　https://nana-music.com/users/10570546 【名前】 Ghita･Fontana (ジータ･フォンターナ) 【年齢】 26 【性別】 女性 【所属】 🇮🇹Salvatore 【誕生日】 12月19日 【身長･体重】 152cm･39kg 【呼称】 一人称:ジータ/私 二人称:キミ/貴方/お前 【容姿】 容姿画像:自作 ホワイトアッシュのふわふわくせっ毛。長さは二の腕まで。度々ヘアアレンジをしているが、下の位置で二つ結びのスタイルがデフォルト。短めのパッツン前髪と眉毛全剃りつんつるてんのおでこが幼さを引き立てている。存在感のあるアホ毛。 白茶色の瞳。キュッと細められた眠たげな垂れ目と猫口が特徴的。青みピンクを意識したカラーメイク。そばかすは自分のかわいいアイデンティティだと思っているのでそのままにしている。長い間外に出ることを禁じられていたので肌は病的に白い。 小柄なサイズ感でカリカリに細長い四肢と絞られたウエスト。へその位置が高い。風俗嬢時代に豊胸手術を強制されたため出る所出ているドール体型。 服装はその日の気分によってコロコロ変わり、特にバレエコアやカジュロリ、フレンチガーリーなど上品かつ甘めな系統を好む。 【性格】 気怠げでマイペース。 友好的な意でのハグやキスを求めたり腕を組んできたり肩車をしてもらったりと、余程自分が嫌悪感を抱いた相手で無い限り、誰彼構わず距離が近い。過去の経験から対人関係における懐の入り方を熟知しており、初対面の時点で相手の警戒心を解させるようフレンドリー且つ程よい距離感を心がけている。元々人懐こい性格だが、世渡りに都合が良い故にそういう姿を演じている魂胆もある。 基本的に裏社会に生きる人間とは思えない程おちゃらけており情も厚い。しかし、成果を残さない者に対しては快楽拷問の実験体にしたりすぐに見切りをつけ犬の餌にしたりなど冷酷な顔を見せる真綿に針を包んだ女。 また、良いように扱われた過去の反動からか、戦闘や心理戦や尋問においては相手よりも優位に立っていないと気が済まない。その上自分の手中に収めた者には強いキュートアグレッションを抱いてしまうので、狙った獲物との【御遊び】は何処までも容赦が無い。草臥れた玩具になるまで遊びつくそうとする。 食えない女だが、根っこの部分は弱い女性や子供に対する思いやりが強く、どんなに緊迫した状況でも巻き込まれた子供の避難を優先したり野良の売人に手招かれた田舎娘を引き止めたりなど人情が滲み出る行動を取る事もある。 【過去】 深夜に響くけたたましい産声。 彼女は汚らしい公衆便所で産まれた。 風俗嬢の身である彼女の母親は、数多の男性とまぐわい、遂に子を授かってしまった。医療従事者に囲まれた清潔な場所で産む金も無い。風俗を経営している乱暴な男に堕ろされ耐える度胸も無い。人気の少ない場所で自力で出産する他無い……と、その苦痛に耐えながら神に祈りを捧げていたのだ。しかし、子を産んだことによる多量の出血に耐えきれずそのまま絶命。残された彼女は直後、産声を聞きとった通行人に連れ去られ、その後小さな児童養護施設に預けられた。そこで彼女は『ジータ･フォンターナ(真珠の泉)』という、その色素の薄いくりくりとした大きな瞳に見合う美しい名前を授けられた。 ジータが預けられた児童養護施設は同族経営の風俗と繋がっており、施設内でもとびきり美しく礼儀正しい生娘は身体が成熟した後そこの風俗嬢として駆り出す仕組みになっていた。おぼこくとも端麗な容姿を持ち、深窓の令嬢の様に淑やかなジータは、その一人として風俗の主人に見初められた。他の子供達が伸び伸びと遊び、学び、そして里親に引き取られる中、彼女は施設長と時たま施設に訪れる主人に、客を惹き付けるため甘言蜜語の教養を叩き込まれた。弱々しく華奢な身体のままでいさせようと過度な節制を命じられた。ジータにとって施設長は自身を育ててくれた、言わば母親の様な存在なのだ。閉鎖空間の中で限られたコミュニティでしか生きてこなかった彼女にとって、そんなお方の意思に背く、などという選択肢は無かった。 その風俗は昔から『上物揃いだが薄命』だと客達の間で噂されていた。それは主人が男性達により良い思いをして貰うために(成金淫乱下衆豚共に多額の金を落として貰うために)娘達に快楽神経を僅かに刺激させるドラッグを仕込ませ、抵抗力を無くし理性の箍を外すも錯乱状態に陥らないギリギリの多幸感に漂いながら、客の相手をさせているからだった。 そんな場所で働く以上、ジータも例外では無い。薬物によって無理矢理植え付けられた多幸感に縋ればその反動で希死念慮に襲われる。成果を出さなかったり弱音を吐いたりする度に手酷く折檻される日々。 病気や身篭りになり用済み、または逃亡を図り失敗した女達はその日のうちにマフィアに引き渡され人身売買が行われる。中身が綺麗な者は多量の麻酔薬を打たされた後生きたままバラされ内蔵を売られる。薬物と性行為によって中身がズタズタになってしまった者はまた別の場所で事切れるまで性的搾取される。主人がそう脅すから、そしてそれはただの脅しなどでは無いから、娘達は彼に逆らえない。 そんな恐ろしい状況下に置かれたジータ達には、同じ境遇の者同士、女の友情たるものが芽生え始めた。やれあの客が、やれ主人が、仕事の愚痴に花を咲かせた。男相手では到底味わえない愛のある甘美も交わした。誰かの誕生日には空想のご馳走を並べて皆でパーティーを開く。客から貰った自分に似合わないアクセサリーを一人一人にあてがいぴったりな者にプレゼントをする。ジータ達は何時しか、ささやかな幸せを頼りに生きていた。 【組織に加わった経緯】 そんな生活も束の間、 毎日主人から向けられる異常な視線が、一人の風俗嬢の日常を徐々に蝕んでいった。彼は妻を持っていながらその女に劣情を抱いていた。自身に見合わぬ、その店最年少の女に……。 時刻が深夜の三時を指したある晩、彼女は身体の上にのし掛かる『重み』によって夢から覚める。目を開けると目の前には彼女に馬乗りになった主人の姿。彼女を包み込んでいたボロ切れのような毛布を勢いよく剥ぎ取り覗く彼の表情は、ギョロギョロと目が大きく見開かれていて、口は三日月型に弧を描いていた。その様子があまりにも恐ろしくて、女は逃げ出すことも出来ず、ただ鎖骨、胸元、腰周りを這う彼のぶよぶよと脂肪の着いた骨太い指に震えながら、歯をガチガチと鳴らしていた。彼は彼女の様子を面白がる様にケタケタと笑った後…… 「あ、」 彼女の泣き叫ぶ声でジータ達は飛び起き、部屋の中に駆けつけた。ジータ達は彼女が主人に何をさせられそうになっているのか理解した。急いで止めに入ろうと奴の顔を何度か殴った。力任せに蹴って、至る箇所に引っ掻き傷を残した。それでも奴はビクともしなかった。それどころか、振り払われ床に打ち付けられた衝撃で呻く者もいた。意地が汚くて、醜くて、そして強くて頑丈な生き物。小さな口に見合わぬ物を咥え、細い腰に鞭打たれ、青い身体を薬漬けにされた自分達には到底敵わない。弱い、脆い、情けない。今まで散々色んな男とまぐわうことを強制されてきた。一人増えたところで。一人増えたところとて。 でも、この惨劇を見過ごすなどあってはならない。大切な友人を救わない選択肢など無い。 ジータは意を決して部屋に置かれていた照明を手に取り、机の角に強く当てた。安価なそれはとても脆く、その衝撃でばらぱらと壊れてしまう。ジータは照明が砕けた際に出た破片を手に取り、奴の肩に突き刺す。……が、破片は肌を通さなかった。 きっと今込めた力では駄目なのだ。ジータは自分の手の平の肉に刃が食い込む勢いで硝子を握り、今度は天高く振りかぶって奴の頭目掛けて勢いよく下ろした。 ぐじゅり。 目の前に鮮血の色。傷は浅いが、脳天から項にかけてざっくりと割れた皮膚がジータの行動が意味を為したと理解させた。奴は大きな悲鳴をあげ、身体を大きく仰け反らし、勢いよく振り向きジータの肩に爪を立て掴みかかる。ジータはそんな彼の両目玉にすかさず親指を入れた。最初の一撃を喰らわす時の躊躇など、今のジータにはもう無かった。視界だけでも不能にさせてやろうと指を乱雑に動かしぐちゃぐちゃと目玉潰しの音を立てた。奴は悶え、苦しみ、一層力を入れジータの肩を掴む。手探りの状態でジータの細い首に触れると、両の手の力で強く握りしめた。 みしみしと自身の首から鳴る音に怯み、ジータは奴と共に後ろに倒れ込み床に頭を強打した。空洞の瞳が血を流しながら恨めしそうに見てくる。嗚呼、私は今ここで死ぬのだ。そう悟った。誰のものかも分からない顔にべっとりとこびり付いた血の匂い。ぶくぶくと口の中に溜まる泡の味。頭の天辺の酷く熱い熱。痙攣が続く身体。自分達を必死に引き剥がそうとする友人の怒号。部屋の隅で怯える友人の泣き声。私を殺そうと唸る獣の重み。阿鼻叫喚を貫く銃声。薬によって失われていた五感が死ぬ間際になって研ぎ澄まされる。 ……。 銃声？ ジータの上でぐったりと項垂れる主人。ジータは警戒を解かず腕全体を使って彼の頭を持ち上げると、先程自分が滅茶苦茶にした両目玉の穴の他に、こめかみにもぽっかりと銃口サイズの穴が空いていた。 銃声が聞こえた場所を見ると｢ひい、｣と怯えている同僚達の傍に、一際図体のデカい、額に大きな傷跡を持つ大男が数人のスーツ姿の者達を引き連れて立っていた。 ジータ達はその姿を一目見て、そして自分達の居る此処がどういう経済の回り方で続けられているのかを思い返し皆息を呑んだ。 ……この男は裏社会の者だ。 すると、後ろにいた構成員らしき人物が男の指示に従い主人の遺体の頭を乱暴に掴んだ。そして男とアイコンタクトを取る。男はその遺体の顔を覗き込み、後頭部の傷とくり抜かれた両目を確認した。そして血塗れになったジータを交互に見て感心するように目を細めた。 その様子に痺れを切らしたのか、同僚立ち振る舞いがつっかえながらも悲痛に声を発し始める。 ｢たすけてください……｣ ｢私達はあの方と何の関係もございません。血も繋がっておりません。｣ ｢あの子も何も悪くはありません……。｣ ｢助けてください。私達を救ってください。｣ 構成員達はそんな様子の娘達に銃を構えるが、男はにこやかに笑い、勿論だともと頷く。 ｢その代わりに、｣と男はジータに真っ直ぐな眼差しを向け、言葉を続けた。 向けられた視線は今までジータが出会った男達との、どれとも違った。己を下に見る事の無い、興味と期待が込められた彼の瞳。 ジータは彼に答えるように、同じように眼差しを向けて、深く頷いた。 ｢勿論。｣ ｢この地獄から抜け出せるのならば｣ ｢なんでも、致します。｣ 《補足》 Salvatoreと人身売買関係を持っていながら、近頃主人は自身の風俗店、妻の児童養護施設、他マフィアの内で風俗嬢の確保とドラッグの取引と人身取引のサイクルを完成させていたため、これでは自分の組織が火の車だと構成員を引き連れて事の発端となった彼に仕置……という名の暗殺を仕向けたのだが、なんてこった一足先に修羅場が始まっていた。 【備考】 かなりのお洒落好きで流行りやレトロ問わず可愛いと思った物は全て取り入れる。ファッショナブルな自分に絶対的な自信を持っており、ファッションセンスが皆無な者を前にすると白目剥いて泡拭きながら卒倒する。 組織加入時に薬物抜けを決意したが、今でも断つ事が出来ずめっちゃゴリゴリゴリマッチョに大麻吸ってる。使用した直後はハイになり拷問や戦闘のパフォーマンスも上がるが、しばらくすると気分が地に落ち尚且つとんでもないクソバカになる。｢１＋１＝こんとるの｣とか言う。本当にアホ。大抵シラフに戻った時にもう大麻なんてこりごりだよーとアイリスアウトを演出させるが、しばらくすればまた摂取する。最近は開き直ってさえいる。 ↑これのせいで気を張っていないと歩行がままならない。そのため普段は真っ直ぐ歩くことが出来ず、海月のようにふわふわと周囲を跛行している。 快楽拷問を得意としており不埒なテクニックはお手の物。体を適当に探ればその者の性感帯を引き当てる凄技を持つ。 組織から貰った家で元同僚達とシェアハウスをしている。仲の良さは健在で皆それぞれ職に就いたり休日を合わせて羽を伸ばしたりしている。最初こそはマフィアとしての生活に音を上げそうになったジータが、幹部に成り上がるまでしがみついて来れたのは、この者達の存在が大きかったから。 軽々とした身のこなし。カポエイラを模範としたアクロバティックな身動きで相手を翻弄する。武器はナイフ。対銃所持者用にマフピストル。低い位置から接近し、アキレス腱を切り裂き怯んだ所を首四の字硬めで動きを封じ急所（顎 首 心臓 など上部を重点的に狙う）に刃を刺し通す様な素早さに長けた戦術を得意とする。 【セリフ】 ｢Ciao〜キミ、そのお洋服気になってるの？ここのブランド、ちょー可愛いよね。ジータもお気に入りなんだ〜。キミも同じくらい可愛いから、きっと似合うと思うよ。｣ ｢さあ、いっぱい気持ちよくなろぉ？キミが今まで守ってきたこと全部吐き出して楽になっちゃえ♡ジータがすぐにグズグズにしてあげるからね……♡｣ ｢実験体になりたい人この指と〜まれ！！あれ、いないのぉ？それじゃあ、先月なんの成果も得られなかったキミにしようかな！！さ、こっちにおいで。だっ、大丈夫！！大丈夫！！さきっちょ！！さきっちょだけだから！！｣ ｢キミはさ、それを伝えて、ジータにどうして欲しかったの？ジータなら許してくれそう、とでも思ったの？……甘ったれんなよ。｣ ｢もう大丈夫だよ、Bambina。悪い人は私がやっつけた。さあ、此処から離れよう。着いておいで。｣ ｢大麻なんてもうこ〜りご〜りだあ〜！！！！｣(終 制作・著作 ━━━━━ SVT)