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マシンガンポエムドール
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マシンガンポエムドール☁🎯🪞 全アイドルに配布された招待状ともう1枚、黒い封筒に入っていた書類に目を通しアイドルたちは不敵な笑みを浮かべた。 そこに記されていたのは 【プロデューサーSDからの挑戦状】という文言 総勢28人のアイドルがプロデューサーSDから課せられた難関曲に挑む。 One night stage 3rdLIVE ……LAST LIVEに華を添えようではないかと、アイドル達は己の限界に挑む。 「プロデューサーちゃんにはさぁ、人の血は流れてるのかなー?」 ニコリと笑いながら譜面を握るAliceをまぁまぁと弥生は窘めながらチラリとシエルに視線を向けると、彼女の顔は真っ青であった。 プロデューサーSDから手渡された譜面とデモを聞き絶句し講義してやろうと顔を上げたが既にプロデューサーの姿は無く、逃げたなぁ!?とAliceはレッスン室を飛び出し追いかけた訳だが捕まらずワナワナと拳を震わせながらレッスン室に戻り今に至る。 「……まぁ受けて立っちゃった以上頑張るしかないけどね……。」 ため息混じりにAliceは呟き腕を組む、楽曲の難易度的に振り付けに関しては最低限にしないとこちらの体が持たないだろう。 「……とりあえずパート分け……かな。どこやりたいとかある?まぁここまで異次元級だとパッとこないだろうけど!」 言葉の節々に怒りが滲み出ているのを弥生は苦笑いで流しながら譜面に視線を向け首を捻っているとシエルの透き通った声が響いた。 「早口パート、全部は難しいかもですが……ある程度は任せて頂けますか」 「わぁおいいのー!?それは自信?それともプライド?」 「……意地です」 「OK、任せるよ」 シエルは譜面に目を通し2人にチラリと視線を向けた。 お二人のユニットの雰囲気や歴代のLIVEを考慮すると雰囲気はドンピシャだとしてもここまで異次元の難易度は経験が少ないはず。 となると、プロデューサーSDさんとしては……軸にしたいのは……恐らく。 正直な所自身は、ない。 だが魔女としての意地はある、それにこれくらいやって見せないときっと彼と、一緒に戦えないから。 シエルはぎゅっと拳を握り力強い瞳で前を見た。 「でしたら、演出に関しては任せてください。 シンプルなものでもこの楽曲でしたら映えるでしょうけど……どうせならライティングは凝った方が面白そうです。歌に関しては……そうですね……早口が少し苦手なので可能であればお任せしたい所です」 「よーしじゃあ頑張っちゃおうかなー!」 Aliceの、元気の良い返事に弥生はニコリと微笑み譜面に視線を落とした。 脳裏の片隅に絶賛喧嘩中の弟の顔がよぎる、今回彼とは別の曲の為隣に立つことが出来ない。 お互いに自分の限界に挑む事になる。 で、あるなら。 (姉として、負けられないわよね) 弥生もまた力の籠った瞳を譜面に向けた。 (結構良いチームかも。ウチとは大違い) Aliceは表情の変わった2人にニコリと笑い緩んでいた三つ編みを結び直しパシッと頬を軽く叩き、気合を入れる。 2ndアイドルの2人に任せっぱなしは、1stアイドルの先輩アイドルとして示しがつかない。 何より、負けるのは大嫌いだから、ね! (ルキにあとからグチグチ言われるのも嫌だし) およそ人間が歌うのは不可能とされる曲に、誰にも歌えないと揶揄される曲を君に ☁シエル 🎯Alice 🪞弥生 ❀全員 🪞マシンガンポエム ドールが唄う ひしゃげてMy情緒 🎯出せんじゃん声 隠していた 壊れた欲望絞り出して 🪞几帳面なメトロノームとスピーカー 言いつけ守って品行方正 囀and囀sound 🎯それで何がいけないの?わからなーい 寸分違わずしてほしい事してあげるから 🎯🪞「1,2,3,4」 ☁首輪を嵌められ従順 抑圧され高揚 ――まだ足りない 感覚を全部 三つ指で差し出して 🎯「まるでバーチャルシンガーみたい!!!!!」 🪞君のために喋る唄う声上げる恍惚 さあさ 共に踊りましょう 🎯タブレット越しに覗き込んだ その血走る眼でグリグリ見詰めて 刻んだ指指粉々にしても つながってかない譜面に苛立ち 🪞さあさ 共に唄いましょう ☁何も分からなくなって頂戴  焼け爛れた喉潰して慟哭 ぐちゃぐちゃどろどろな情念を確かめ合って慰め合って 🪞あーあ 感情のバルブを閉じてられない ――罰ヲ与エヨ 🎯「いけないんだー」 「いけないんだー」 ☁上手くいってる演技(フリ)だけの噛み合わせ最悪B2B ❀ドゥダダダダダディダ マシンガンポエム 弾丸充填装填 *言葉の暴力(物理)* 🪞飛び散るライフへの手向けに 爆速テイル読み聞かせ ❀ドゥダダダダダディダ 出せんじゃん声 ☁真性完全解放 *ぶっ壊れた音楽* 🎯誰にも愛されなかった君の詩を 私が代わりに拾うの ☁だからそれは束縛 🪞だからそれは溺愛 🎯だからそれは狂騒 🪞だからそれは復讐 🎯ビートマシンとありえないほどの高速縦連リリック 🪞身体性の皆無の表現 一体誰の心を捕らえる? ☁引きちぎってそのライムアンドフロウ 結局要らないから残ったのは 君のためにそぎ落とした虚ろな歌声 🎯「後生抱いて!!!!!」 ☁ビートマシンとありえないほどの高速縦連リリック 完全性生まれない音楽 狂気を為して存在を示す 沸点バグって泡立つ感情 調子が崩れてしまいそうになる リズム弾(はじ)くために生まれた歌 🪞「私だけが唄うの」 🎯誰にも愛されなかった君の詩を 私が終わらせてあげる 誰にも唄えなかったその旋律を―― ❀「君には私だけでいいの」 ❀ 𓂃𓈒𓏸 原曲 <https://youtu.be/UgZFpO_Y6qo?si=eC4BH2Q-mavRJCh3> #マシンガンポエムドール #cosMo #暴走P #Onenightstage #Onenightstage3 #ワンステ #ワンステ3 #ワンステDay2 #プロデューサーSDからの挑戦状

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