ヌッコ

フォロー

名前(ふりがな): 日向 ひまり(ひゅうが) マーク(絵文字):🌻 性別:女性 年齢:22歳 職業:アイドル(副業で絵描きをしている) 身長:156cm 誕生日:5/10 容姿:ブロンドヘアーで、外向きにやや跳ねがち。 アイドルのときは、ハーフツインが多いがオフの日は下ろしているときもしばしば。 翡翠色の瞳をしていて、クッキリ二重。 性格:明るく、ノリがいい。 備考: 人が笑顔になることが好き、人の温かい気持ちに触れることが好き、そんなひまりにとって、アイドルは最高のお仕事だった。 ある日、彼女はライブ公演の合間に、会場近くにある美術館を訪ねる。 ほんの気まぐれ、ほんの暇つぶしのだったはずなのだが、何故だかそれ*は彼女を魅了した。 それは、彼女のパフォーマンス、ひいては人生を刺激するのに十分すぎた。 密かに照らされている月のようだった彼女は、陽の光に照らされ、それは向日葵のように、豪胆に咲き誇ることになった。 (*ゴッホ作 ひまわり) 現在は趣味で絵描きをしながら、主な収入源であるアイドルを続けている。 ある日、とある取材の際に定期的に個展を開いている画家に出会う。 彼は、人物画こそ苦手としていたが、風景画に限っていえば、彼女の憧れ足り得た。 いや、むしろ十分すぎる、勿体ないとすら感じた。 気難しい彼だったが、彼女の熱に負け彼女を弟子にすることとした。 弟子、とはいっても、教え合うなどではなく、アトリエで黙々とそれぞれに好きなままに絵を描き、互いの完成を共有するように、言葉を交わす代わりかのように、互いの絵を見せ合うことで、穏やかな、陽だまりのような日々を送っていた。 彼に恋心とは違った、特別な気持ちを抱えていたことは確かだった。 だからこそ、彼に自分を描いて欲しいと、何度か頼んだことがあったが、その度断られていたこともあり、気付けば頼むことも無くなっていた。 彼との師弟関係から数年が経ち、何気ない日常は目まぐるしく過ぎていった。 そして、彼との別れも突然だった。 彼はあっさりと天国へ旅立ってしまった。 元々患っていたらしく、気づく間もなく彼は病魔に犯され、彼女が気付いた時には、もって数日だろう。とのことだった。 それでも彼は描くことを辞めなかった、彼女も止めることは出来なかった。 それは、彼と彼女が芸術家だったからだ。 そして、彼が命を賭して産み出した最期の作品。 向日葵に模した女の子の後ろ姿。 日陰(舞台裏)には目もくれず、眩い太陽のような観客席に笑顔を降り注いでることが痛いほどに、鮮烈に伝わってくる。 彼は、最期、彼女の唯一のワガママを叶えてくれた。 だからこそ、彼女はもう止まらない。 描いて、描いて、歌って、歌って、彼の情熱を絶やさないために、彼を忘れない為に、彼の絵を嘘にしない為に、彼女は彼女であり続けることにした。 ｢こんばんは〜！今日も私から、目を離さないでね〜！！｣ ｢ひまりんのひまわりスマイルで、みんなを笑顔に！｣ 「私は、止まらない。この世とお別れするその時まで、日向ひまりであり続ける！だから、私が走る力をください！！太陽の光みたいに眩しい、サイリウムの光で私を応援してください！！！！」