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せつな部のイベントが終了しました✨ ありがとうせつな部！！ 次回も楽しみにしてます(´>ω∂`)☆← 偶然通り過ぎた 交差点の脇 聞き覚えのある声 ふと足が止まる コドウが速くなって 数人のグループ 大きな声で笑う あなたを見つけた 声をかけようか しばらく迷って でも本当に楽しそうだから 上げかけた手 戻した 私だけが忘れない あなたはすべて忘れて 毎日の中で 少しも私を 思い出さないの #僕の中で最強に切ない曲はドリカム #弾き語り #せつ大2024 #西軍 #ありがとうせつな部 とある雪国に住む、とある男の子の話 彼には大切に想いを寄せる女の子がおりました、またその女の子もその男の子に好意を抱いているのでした。 出逢いは高校、隣の学級同士。時々廊下ですれ違う度にする短いひと言ふた言が、いつしか2人の大事な時間になっていくのでした。 お付き合いするまでにそれ程時間はかからず、一緒に駅まで歩く姿を同級生によくからかわれたのは想い出 問題は私の親。異常なほど厳格な家庭で育てられた男の子は好きな趣味、好きな部活、好きな恋愛さえ自由に選ばせてもらえないほどでした。 初めはこっそり付き合ってはいたものの隠し通せる訳もなく、親の反対に遭う。 彼は女の子を傷つけることを恐れました、愛する人を巻き込むことも恐れました。 付き合うべきでは無かった、自分なんかが男女交際を自由に楽しむなんてもともと有り得ないことだったんだ 大好きな女の子との距離を少しづつ離そうと試みる男の子、それを感じてどうしたら良いか分からない女の子、間を取り持ってくれようとする友人。家庭の問題を全部さらけ出すことが出来なかった男の子。しばらくして、2人の気持ちは離れてしまいます。 1年後 学校祭で女の子に再開の機会。よりを戻す動機ではなく、友達としてまた会話させてもらえるだろうか、コドウが速くなるのを感じる。 偶然通りすぎた、焼きそばを作っている学級 聞き覚えのある声、ふと足が止まる。女の子は他校の男子と一緒に楽しそうにしている。あれが新しい彼氏だ 声をかけようかしばらく迷って、でも本当に楽しそうだから上げかけた手戻した。