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死せる者達の物語
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👁‍🗨 第54幕『帰還』 ⚰️ ─────˙˚ 𓆩 ✞ 𓆪 ˚˙────── 🎬SIDE:WALTER  カミリアは何故かしばらく不機嫌なままだった。だが、ウォルターが恐る恐る鍵の件を伝えたところで、ようやく我に返ったようだった。 「ああ、そうでした。鍵を探さねば。こんなところでこんな人と無駄話をしている暇はありませんでしたねぇ!」 「物凄く悪口を言われているような気がするのですが……まあ、そうですね、早く鍵を見つけましょう」  カミリアの顔色を気遣いながら、ウォルターは彼女と連れ立って部屋を出る。ところどころ豪奢な壺が置かれている長い長い廊下を歩いていると、前方から黒髪の女性が姿を現した。女性はきりりと厳しそうな目をしていたが、二人が並んでいるのを見つけるや否や、僅かに表情を弛めた。 「一緒に居たのですか。仲睦まじいのは良いことです」  黒髪の女性はすれ違いざま、二人に向かって小さな布の包みを差し出した。これは何ですかと問うと、女性は紅い唇を意味ありげに引き上げて見せた。その様子が、カミリアによく似ていた。 「あなた方に必要なものですよ」  女性は一言そう呟くと、背筋を伸ばして廊下の奥へと消えてしまった。もらった包みをそっと開くと、そこにあったのは赤と黒の鍵だった。 「彼女は、一体何者なんでしょうか」 「……それを思い出すのが貴方の仕事でしょう、ウォルター」  グイッと頭を押さえつけられ、ウォルターが抗議しようと顔を上げた時だった。二人の目の前に、大きな扉が姿を現した。中央には鍵穴が二つあり、同時に差し込まなければ開かない扉のようだった。 「さぁさぁ、夢の世界もここまでです。あの熊をとっちめて差し上げなくては!参りますよぉ! 」  気づけばカミリアの顔にはあの仮面がついていて、声もいつもの騒々しいものに戻っていた。ウォルターはくすりと微笑むと、歩き出す彼女の横に足を並べた。 ─────˙˚ 𓆩 ✞ 𓆪 ˚˙────── 🎬…レオンティウスパート 🎲…ミーシャ・詩女神上パート 🪅…エレフセウス・詩女神下パート 🍷…詩女神中パート 手を伸ばし掴んだ筈の宝石は 掌から零れ落ちるものばかり 奪い合い 憎み合い 血を流し続けるのか 戦に明け暮れる世界よ 我等は今 何と戦うべきで 何を守るべきか 嗚呼...星空よ 人間は何を畏れるべきで 何を愛すべきなのか? 滅びへ向かう光よ 全ての死すべき者達よ 嗚於...同胞よ 人間は何を育むべきで 何を遺すべきなのか? いずれ歴史は語るだろう【死せる者達の物語】を…… ─────˙˚ 𓆩 ✞ 𓆪 ˚˙────── 〖CAST〗 🎲閻魔様(cv:はいねこ) https://nana-music.com/users/7300293 🎬ウォルター(cv:yuma*) https://nana-music.com/users/2381215 🪅ムユ(cv: Neumann) https://nana-music.com/users/10462832 🍷ロゼッタ(cv:日向ひなの) https://nana-music.com/users/2284271 ─────˙˚ 𓆩 ✞ 𓆪 ˚˙────── Day5✧︎PLAYLIST https://nana-music.com/playlists/4157387 #HEL_L_ETTER #屍人祭_DSR #死せる者たちの物語 #SoundHorizon

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