声劇【レミニストレイン - 追想列車 -】
藤宮ひろと:どひほちやん 浅葱みらい:飴ノ水織 台本:クラフト・レイン
みなさま初めまして。 いちごの国のプリンスたちっ♪ です!!! 今回は、虚構祭3rdで参戦させて頂きました!!! 3人とも初参戦でございます!!!ビクビク笑 24/10/01 デイリー67位 ありがとうございます‼️🎉🎉 ここまでの道のり、、、いろんなことがありました、、、 かなりギリギリまで長考しました、、、 でも!これはめちゃくちゃいい出来に なりました!!!!!🎩🔮🎀💋❤️🔥🎉🖐️笑 是非ともお聞きください! ・演者紹介。 どひほちやん https://nana-music.com/users/8543078 飴ノ水織 https://nana-music.com/users/7462742 台本、クラフトレイン https://nana-music.com/users/7710251 ーーーーーーーーーーーーーー あらすじ。 目が覚めると列車の中にいたーー。 そこは知らない風景が広がる中、なにか懐かしい面影を感じる女性に話しかけられて この列車が「追想列車」だと告げられる。 到着した駅には懐かしいものばかりが溢れており、これは「過去」を追想しているのだと気付く。 ーーーーーーーーーーーーーー ・藤宮ひろと 24歳。目が覚めた時の見た目が21歳であることに驚くも、列車で出会った女性と打ち解けたこともあり、二人で追想旅行をする。 ・浅葱みらい(みく) 27歳。列車の中で出会う女性。何かを知っているようなミステリアスな雰囲気もあり、すごく心配してくれる優しい女性。 ーーーーーーーーーーーーーー 【レミニストレイン - 追想列車 - 】 (列車の中) ...気がつくと、俺は列車の中にいた。 誰もいない車内とガタつく窓の音。 なんだかエモさすら感じる知らない風景に唖然としていると 「お隣よろしいですか?」 知らない女性。いや、知らない綺麗な女性だ。でもなんだろう...どこか懐かしいような... 「...あのぉ」 「え?...あぁっと...ごめんなさい。藤宮 ひろとって言います。」 「私は...浅葱みらいって言います。」 「...浅葱みらい...さん」 でもどうしてか、思い出せないけど誰かの面影を感じている。 俺はこの人を、知っている...? ーーーーーーーーーーーーーーーーー 「これからは“気をつけて” / 下さいね!絶対ですよ!」 「うわっ!これ懐かしぃぃい! / 一つ買っていきませんか?!」 「この駅には...私は / 降りれないんです」 「...いま話してるのは俺なんです! / 過去や未来なんて関係ない。」 「...もう、時間がない...」 鼓動の音。 「俺は確か、あの時...」 「ダメ!そっちに行っちゃ!」 「俺...なんだ。俺だったんだ...」 無音。 ーーー歌入り。ーーー 「俺には、歳の離れた幼馴染がいたんです。その子は好きなアニメが終わったとか、ぬいぐるみが破けたとか、転んだとか、そんなことを全部思い出にしていて、全部が大切なんだって。」 「…泣き虫だったのね。」 「そうかもしれませんね。笑 でもそれでも彼女は、泣き終わった後に必ず笑うんです。」 「...笑う?」 「どれだけ失くして傷ついても、私の中には残ってるから。だから大丈夫って。... そんな彼女を、俺は守りたいと思った。」 「そんな必要ない!だってあなただって大変だった!」 「ううん。俺はただ逃げてただけだよ。」 「そんなことない!あなたはどんなときだって守ってくれた!だから私はっ」 (遮る様に)「俺は。 未来(みく)がいたからここまで来れた」 「っ...わ、わたし...わたしは...」 「ありがとう。みく。いつまでも俺を思ってくれて。忘れないでいてくれて。俺は…」 (列車の音) ...気がつくと、私は列車の中にいた。 乗客は私以外に居なくて、 少し寒いくらいの冷房とガタつく窓の音 寂しさと温もりを噛みしめながら そのまま私はゆっくりと目を閉じた。 ーーーーーーーーーーーーーーーー BGM DOVA-SYNDROME 『Star's Melody』Fukagawa SE pixaboy OtoLogic #虚構祭 #虚構祭3rd #ひほこえ #ちゃんかふぇ #れい台本
