
だいいちわ
〆切 9月末 ──────────────────── 第一話🪞🩹⭕️ ♪ピンポーン 🪞「ん、…………んん。」(寝てた) ♪ピンポーン 🪞「…………なに?宅配便?」 ピッ モニターを見る。 🪞「げっ、……あれ、サポーターが来るのってこんな早いの?!え〜〜どうしよ、メイクもしてないし出れるわけ、」 ♪ピンポーン 🪞「ああ、もう!」 ピッ 通話にする。 🪞「はーい!すみません!どなたですかっ?」 🩹「あー、こほん。朝日奈さんの部屋であってますか?」 🪞「合ってますよ!キミ……もしかして、とは思うけど。」 🩹「あ、その通り、かな。サポーターです。秦野です。……とりあえず、開けてくれませんか?」 🪞「えーーーっと、ちょっと今手が離せなくて……」 🩹「え?」 🪞「あーーいや!なんていうか……その、」 🩹「…………あ、大丈夫です。都合悪いなら別日で。」 🪞「えっ」 🩹「じゃ。」 🪞「ちょっ……、もういないし。…………はあ、いつ来るかくらい教えなさいよ!」 数日後 ♪ピンポー 🪞「はい。(怒)」 🩹「秦野です。」 🪞「どーぞ。」 ガチャ。 🩹「なんか怒ってます?」 🪞「あったりまえでしょ!こっちはキミがいつ来るかわかんなくてここ数日毎日何時間もかけてメ……準備して!」 🩹「それは……すみません。配慮が足りてなかったですね。朝日奈さんの恐怖症は書類で確認して色々と調べてみたんですが、」 🪞「なっ……」 🩹「あまり理解できてなかったみたいです。というか……」 🪞「なによ。」 🩹「……いや、こんなに可愛くても悩むものなんだなと、思って。」(さらっと自然に) 🪞「…………は?……あの、お世辞とかならホンッッッット最悪なんでやめてもらってイイデスカ。」(地雷) 🩹「…………なんか怒ってます?」 🪞「…………。」(ため息) 🩹「……あー、私、あんまりそういう人と接したことなくて。わからないことが多いので、気になることとか、言われたら嫌なこととか事前に教えてもらっていいですか?」 🪞「え、えぇ……」 🩹「サポーターなので。」 🪞「……………………。見た目のことについて触れられたくない、顔の形とか目とか肌とか鼻とか口とか骨格とか全部!」 🩹「こ、骨格?」 🪞「とにかく!……言わないで。」 🩹「……わかりました。」 🪞「あと、人に会う時は、……準備が必要だから。ちゃんとアポ取って。」 🩹「わかりました。」 🪞「…………なんか堅苦しいんだけど。」 🩹「支える義務はありますが、友達を作りに来たわけじゃないので。」 🪞「私がやりづらいの!アンタの下の名前だって知らないし。」 🩹「佳央李です。」 🪞「あ、ああ……そう。じゃあ、佳央理で。っ、だけど!私のことは、朝日奈でいいから!」 🩹「なんで?」 🩹「君が下の名前で呼ぶなら私もそうするし。それに、似合ってるじゃないですか、可愛い感じが。」 🪞「は?」 🩹「ん?」 🪞「……もうイイです。今日はお引き取りクダサイ。」 🩹「あっ」 バタン。扉が閉まる。 🪞「ああーーーーーっっっ!!!!なにあいつ!」 🩹「……いや、こんなに可愛くても悩むものなんだなと、思って。」(繰り返しエコー) 🩹「似合ってるじゃないですか。可愛い感じが。」(繰り返しエコー) 🪞「な、に、あ、れ!ムカつく!!最悪無理もう死にたい最悪無理人の地雷とかわかんないわけ?!」 🪞「はあぁ…………やっていけんのかな、ここで。」 ♪ピンポーン 🩹「あ、書類。書類の作成があるから開けてください。」 🪞「あーーーもうっ!そういうの早く言ってよ!」
