
若者のすべて【自作短編小説付】
フジファブリック
_____ 人生で初めての短編小説 _____ お時間がある方だけどーぞ 約3分程度の短編小説となっております🙇♂️ 『ぼやけた夏の思い出』 *幼なじみ3人の設定 主人公 健太(けんた) 日南(ひな) あれは中学3年生の夏 健太は中2の途中から登校してきてなかった。 そんな健太が久しぶりに登校してきた。 母親に車椅子を押されて来た健太は 右足がなかった。 真夏なのにニット帽も被ってた。 健太とは幼稚園から一緒だから顔見知りだけど 同じクラスになるのは今回が初めてで なんて声掛けていいかわからなかった。 そう言えばお父さんがお坊さんだったっけ そんな事を急に思い出した。 休み時間に別のクラスの幼なじみの日南が 来て小さな声で 『ざまぁみろ』 って 言って 去っていった…… この時はずいぶん 酷い事言うなって 思ったっけな…… 運動会には車椅子で参加するって話で 僕が車椅子のサポート係になった。 今回は見学での参加だったから この時は移動の時くらいだけだった。 そのあと7月の修学旅行のグループは 決まってたのに 僕らの班に健太が追加された。 そして修学旅行は3日間だったが どこに行くにしても 僕が車椅子を 押す係で出先でも部屋でもずっと一緒だった。 本当はちょっと なんで俺が押すんだよ……って思いながら それでもなんだかんだ 楽しい日々はあっという間に過ぎていった。 そして夏休みが過ぎ二学期初日の事だった。 健太は夏休み中に亡くなったと知らされた。 正直ショックだった…… さすがにその知らせは日南もショックを 受けているようだった。 お葬式の日 目の前でお経を唱えてたのは 思ってたとおり健太のお父さんだった…… めっちゃ泣いたな。 親と行くのか友達と行くべきなのか あの時どーしたら良かったんだろな。 でも 行って良かったなと思ったのは 今でも覚えてる…… 親から聞いた話だけど 日南は 幼稚園の頃 毎日のように嫌がらせをされて よっぽど嫌いだったらしい。 お葬式には参加しなかったみたいだけど 今、どう思ってるかはさすがに聞けないな…… 数日後 気持ちに追い討ちをかけるかのように 修学旅行中の写真が完成した。 どの写真も僕と健太が笑って 一緒に写ってる写真しかなかった…… 複雑な想いが重なった中3の夏 この時期になると毎年胸がぎゅっとする もう 何十年も前の話…… 著:ちょめぱん あとがき 歳を重ねるごとに 色々考え方や見え方が 変わってくる淡い思い出 当時と今 見え方が違う思い出は 誰にでもあるものでは…… #新nana録音 #やはりお歌は苦手 #ケロケロナシじゃダメだこりゃ #このお話は実在する人物に基づいて描いてます #リアルと数10年前を交錯させてます #必要があれば直ちにシクレにしまいますのでお託けください
