
時雨-Old Summer days Re・Mix-
古鷹 侑
もしも、もう一つの選択肢を選んでいたとしたら──もしも、あの日の世界線がズレる事がなかったら。もしも、もしも。人間は思い返す、何度も、何度でも。それが、「後悔」という名の言葉の意味かもしれない。 お祭り前の静けさをゆっくり楽しみながら書いた詩です。 BGM、お借りしました。 曲名:夏っぽいバラード伴奏 奏者:Guardian様 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ もう交わる事がない世界線。 お互いにとって、それが良かった。 でも、少し先の話になるけれど、 また交差する気がしてならない。 暑い夏の日々がそう感じさせるのか。 初めて貴方と出会ったのが夏だったからか。 宛のない旅路を続けてはいるが、 未だ詩っている俺を貴方はどう思うだろう。 交差した瞬間、どうするか決めた。 時雨が降っているはずだから、 傘を差して気付かないフリをしよう。 もう、終わった物語を続ける気はない。 古い漫画本の香りが鼻に届いた。 きっと、そういう事だろう。 沢山傷付け合った、沢山笑い合った。 今は呪いとして俺の中にいる。 お互いに長生きしたな。 自傷行為は辞められないだろう? お互いにかけた呪いは 死んでも尚、俺達を苦しめるだろう それでいい、それでいいんだ 俺達はそういう関係だ。 貴方がどうか幸せであります様に。 俺はそれだけを願い続けている。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ #声劇 #朗読 #声劇台詞 #一人声劇 #一人用 #一人朗読 #ひとり声劇 #nana民と繋がりたい #nana民さんと繋がりたい #声劇民と繋がりたい #古鷹侑オリジナル #詩 #Poem #WordWizard #ポエトリーリーディング #PoetryReading #1次創作 #一次創作
