十蘭風(じらふ)

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ｰｰｰｰｰｰｰ本当、サイテーだ、私。 帆波Side. https://nana-music.com/sounds/06bed548 🚫禁止事項🚫 ・伴奏者様オリジナルタグ及び #十蘭風劇場 のタグの削除 ・自作発言 ・nana外への台本の持ち出し ・サウンドのダウンロード ・内容の大幅な改変 ※二次創作などは明記していただければアリ 🙏お願いしたいこと🙏 演者様、伴奏者様への配慮は必ずお願いします。 書き手へのコメントもお願い致します。 (皆様のお声をお聴きしたいので、是非) 語尾・一人称・性別変更⭕ キャプション転載　良識の範囲内で⭕ 軽微なアドリブ、時間調整のための台詞の増減⭕ ｰｰｰｰｰｰｰ 「」、ナレーション：永峰胡白　ながみねこはく 知らない人になっていく親友も、それを僻む私も大嫌い。 『』：髙田帆波　たかたほなみ 天真爛漫な自己主張が、時に人の心を無自覚に踏み荒らす。 ｰｰｰｰｰｰｰ 以下、台本↓ (伴奏の音量を上げてお使いください。) 子供の頃は、夏が好きだったはずだ。 『彼氏できたんだよね』 「へぇ、良かったじゃん」 『依田(いだ)くん、隣のクラスの』 「おー、学年1のイケメン」 『でもね、向こうからだったんだよ』 「ふーん」 ひだまりみたいな親友は、あのときも純真な笑みを浮かべていた。 私にとってそれは、地獄みたいな他人事(ひとごと)だった。 『見て見て！これ、依田くんからもらったんだ〜』 あ、誕生日に欲しがってたやつ。 『かわいいって言われちゃった』 私はずっと知ってたけどね。 『昨日ね、私…』 あーあ、もう勝ち目ないじゃん。 季節外れのあんたの眩しさが、ジリジリと私を焼く。 この子、本当に"親友"？ 『ねぇねぇ胡白(こはく)…』 あぁ嫌、そんな顔見せないで…」 『え…なんで…？』 夏は無遠慮(ぶえんりょ)に肌を焼くから、いつの間にか大嫌いになってしまった。 …もう良いや。 (1:23)[0:07]無音 「私に理性がなかったら、あんたなんかとっくに殺してる」 ｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰｰ 62作目は、2人の女子高生の話です。小さな軋轢が、やがて大きなすれ違いとなっていく様を描いてみました。嫉妬からくる自己嫌悪ほど、辛いものはありません。帆波Sideのお話と併せて読むと、一段とお楽しみいただけます。楽しんでいただけたら幸い。 お借りしたBGM 亜麻色の髪の乙女/ドビュッシー　ポケットサウンド様より https://pocket-se.info/ 素敵なサウンドありがとうございます。 #2人声劇 #青春 #恋愛 #恋愛声劇 #学園 #女子高生 #切ない #声劇 #声劇台本 #コラボ用 #コラボ歓迎 #コラボ募集 #十蘭風劇場