砂糖菓子の様に甘い愛の言葉
影のないナイフが
麻酔にも似たまどろみで
緩やかに感性を殺してゆく
どうにもならない
安らかなる死の香り
家畜の餌のような甘言が僕を肥やしてく
やめてくれ 何もかも信頼にはほど遠い
有り余ったなぁ どうしたものか
創造の畑の肥料にでもしよう
そうして今に至る 花はまだ咲かない
蘇る真夜中の微笑み
眠るにはちょっと硬いソファー
忘れたフリして遠ざけたまま
あの娘は今どうしてんだろう
繰り返す真夜中の微笑み
とうに手放した蜃気楼
ぶらり待ちぼうけ 空いた右手を
孤独が離さない
#或伴奏