
夢幻【TVsize】(WIP1)
MY FIRST STORY × HYDE
【自作伴奏】ギター演奏、その他打ち込み #違法音源ではありません TVアニメ『鬼滅の刃 -柱稽古編-』 OP主題歌 すべて耳コピ、完全自作伴奏です。 作りかけですが、諸事情により一旦投稿することにしました。 その経緯なども含めて、この伴奏に関する想いを末尾に追記しました。よろしければ読んでいただけると嬉しいです。 なお、完成版は後ほど別途投稿する予定です。 完成版の投稿後はこちらのサウンドはシクレにしますのでご了承ください🙏 完成版 https://nana-music.com/sounds/06ba3e99 ─────── 歌詞 ─────── 永遠の意味 知らぬ君に 答えを示す時だ 夢幻に続く螺旋の先へ 言い訳に聞こえた理由は 儚い未来手繰った弱さ それを強さとはき違えている 憎い 憎い 醜い 醜い 月を隠すほどの 黒く 黒く 淀む 心 君さえ居なければ ゆらいでる ゆらいでいる 花のように意思をつなぐ 奪っていく 奪っていく 嵐のように心を裂く 永遠の意味 知らぬ君に 答えを示す時だ 夢幻に続く螺旋の先に 待つのは誰 ──────────────── JASRAC 作品コード : 295-9030-2 #ステレオ #涼宮迫伴奏 #違法音源ではありません ◆録音機材 - Guitar : LINE6 VARIAX JTV-59 - Guitar : Fender USA Stratocaster 2001 - Audio I/F : AXE I/O SOLO - MIDI Keyboard : KOMPLETE KONTROL M32 - DAW : REAPER ◆Plugin Instruments - Piano : SampleTank4 - Strings : Philharmonik 2 - Synth Pad : FM8 - Bass : MODO BASS 2 - Drums : Steven Slate Drums 5.5 - SFX : RISE & HIT, Maschine2 ◆Plugin Effects - Guitar/Bass : AmpliTube5 - MIX : Neutron3, T-RackS各種, Bass Rider etc... (追記) この伴奏を制作するにあたっての想いなどを綴ります。 人気テレビアニメ「鬼滅の刃」新シリーズのOPである本楽曲。同アニメのタイアップ曲が軒並みヒットしていることからも、この楽曲が注目されるということは想像に易いと思います。 僕は「鬼滅の刃」に関してはアニメ第一期からのファンですが、最初に伴奏を制作してnanaへ投稿したのは無限列車編(アニメ)主題歌の「明け星」「白銀」でした。当時から自分が歌いたいと思う伴奏をマイペースに作るスタンスでしたが、この2曲はなんとなく流行りの曲の伴奏を作ってみたいと思って制作した記憶があります。 次の遊郭編OP「残響散歌」は、仲のいいフレンドさんにAimer さんをこよなく愛する方がいたので作ることにしました。ありがたいことに、この伴奏で2022年のnanaアワード2冠をいただくことができました。 その次の刀鍛冶の里編の頃は、うちの子どもたちも鬼滅の刃にハマりだしていて、テレビ放映前の先行上映を家族で観に行ったほどでした。子どもたちも鬼滅楽曲はとても気に入っていて、先行上映で初めて「絆ノ奇跡」を聴いたあと、子どもたちと「次の曲もかっこよかったね!」と盛り上がったことを今でも覚えています。一聴しても色んな音色があったり手の込んだコード進行があったりで難しそうな曲だなと感じましたが、逆にDTMスキルの向上も望めるチャレンジングなお題と考え、この曲についても伴奏を制作することにしました。YOASOBIの「アイドル」が空前のヒットを遂げた2023年のnanaアワードはまさか獲れるとは思っていませんでしたが、こちらもありがたいことにDTM部門でグランプリをいただくことができました。 2年も連続で「鬼滅の刃」主題歌による受賞は顰蹙買いそうだなぁという気持ちもあったので、次の主題歌は別の方へ譲った方がいいのかなとも感じていました。そのため、今回の柱稽古編の主題歌に関しては、特に自分が作りたいと思う曲でなければ別の伴奏者さんに頑張ってもらおうという気持ちでいたのは事実です。そういう意味でも、柱稽古編の主題歌がどんな曲なのかは非常に興味があり、先行上映初日から劇場へ足を運び確認をしました。そこで流れてきたのは、その時ちょうどハマっていたマイファスHiroの歌声と、僕が長年尊敬し続けてきたHYDEさんの歌声でした。長時間の視聴の疲れが吹き飛ぶくらいに耳を研ぎ澄ませ、エンドロールで「夢幻/MY FIRST STORY × HYDE」の文字を確認してからしばらく震えが止まりませんでした。その時の興奮は僕のXのポストに残っていると思います。笑 当然、これは伴奏を作らずにはいられないと決心した瞬間でした。いや、伴奏を作りたいというより、自分で歌いたいから伴奏からこだわって作りたいという方が正しいです。それに加え、人気曲にありがちな「原盤権侵害の恐れがあるような音源」の投稿が溢れるのではないかという危惧もありました。 詳しくない方のために説明すると、本家の音源を使用できる権利は原盤権と言って、制作したレコード会社や出版社がその権利持っているのがほとんどのようです。この権利はJASRACでは管理されておらず、JASRAC掲載有無に関わらず権利者本人の許諾が無い場合は著作権侵害に該当する可能性があります。これは、伴奏に限らず、その伴奏を使って歌った人も著作権侵害として削除を求められる可能性があることを意味します。 もし侵害報告が来るようなことがあって、自分が尊敬するアーティストの楽曲を巡ってnanaの歌い手ユーザーの方たちが悲しい経験するのは耐え難いと考え、自分が率先して伴奏を投稿することでみんなが安心して歌える状況にしておきたいという気持ちも芽生えました。 そんな想いから、もう一度聴きたいがために再度先行上映で曲を聴きに行ったり、マイファス楽曲を研究したり、メンバーの機材を調べたりして準備を進めていました。迎えたPV動画での楽曲初公開。ここでは楽曲の主軸にもなるサビのみが聴くことができたので、楽器隊の音作りに関しては先行して始められると思い、公開されてからすぐ伴奏制作を開始しました。 すると、3月末か4月の頭あたりだったと思うのですが、思いがけずも「夢幻」がJASRACに「配信〇」で掲載されていることに気づき、楽曲リリースはおろかアニメ放映よりもだいぶ早く投稿できることが分かり、サビ部分だけの伴奏を投稿しました(歌も歌いました)。この投稿を聴けば大筋のサウンドメイクができていることは確認できると思います。 夢幻【サビのみ】【ステレオ伴奏】 https://nana-music.com/sounds/06b6aa43 ちなみに、JASRAC掲載前の楽曲利用、いわゆる先出し/早出しについては以前別のサウンドの方でも意見させてもらったことがありますが、リリース前とはいっても今回は【JASRAC掲載済み】ということなので、楽曲利用に関して問題ないことは確認しています。なお、先出し(JASRAC掲載での楽曲利用)に関して調べた内容は自身のXにもポストしていますので興味ある方はご覧ください。 https://x.com/dragonoise/status/1788623623902925214 話を元に戻すと、先行上映で聴いたとは言え、劇場で細かい音まで拾うこともフレーズを覚えておくこともできなかったため、とにかくアニメ放映後に配信されるであろうデジタルリリースを全力で待機していました(iTunes Storeに5/13リリース予定と表示されていたのは知っていました)。そして迎えたデジタル配信リリース。予想通り放映後すぐにリリースされたので、すぐにiTunes Storeで購入してダウンロードし、DAWに取り込んでサビ以外の残りのパートの制作を開始しました。楽器構成も「絆ノ奇跡」ほど複雑ではないことは分かっていたので、徹夜で制作して朝ぐらいには投稿できると踏んでいました(一応万全を期して事前に有休も申請していました)。 5/13 0時から開始し、Drums, Bass, Piano, Stringsの 耳コピ/打ち込み完了したのが朝の5時くらいだったと思います。StringsとPianoの量が思った以上に多かったのが時間のかかった要因です。続いてギターの耳コピと録音、こちらも予想以上に時間がかかりました。自分はあまりギターが上手くないので、なかなかうまく弾けず、また、途中で耳コピ間違いにも気づいたりして大幅に遅れが出ました。 ギターの録音が半分くらい終わって休憩していたお昼頃、危惧していたことが起きたことに気づきました(聴く人が聴けば分かりますが、確証が得られているわけではないので述べませんが)。まだまだ完成の見込みはありませんでしたが、途中でもいいから投稿しなければと思ったのはそのためです。夕方から予定があったので何もなければ少し仮眠することも考えていましたが、そんなこともあり予定の時間まで不眠で伴奏制作を進め、このサウンドを投稿したのが昨日の夕方となります。 配信当日の伴奏投稿に驚かれている方もいらっしゃるかなとも思います。中には「本当に0から自分で作ったのか?」と疑問に持たれている方もいるかもしれません。ざっくりとした制作中の進行具合はXにポストしているのでそちらでも確認できると思うのですが、他だと伴奏のDAWプロジェクトファイルやギターを録音したときのWAVファイルのタイムスタンプくらいでしか証明できないのが心苦しいですが、以上の文章を読んでいただければ多少なりとも信じてもらえるか、熱意や本気度だけでも伝えられると思いここまで綴るに至りました。 最後までお読みいただいた方、ありがとうございます。 よろしければ是非、完成版も期待してお待ちいただけると嬉しいです。 最後に一点だけ補足。 本家の音源を使ったら原盤権侵害に該当する"可能性がある"というのは、絶対に侵害であるとは言い切れないということを意味します。実際に、最近はアーティスト側が原盤の利用許可を公言しているケースも増えてきているため、権利者以外の原盤利用であっても一概には侵害とは言い切れないこともあります。 なので、この楽曲に限らず、原盤利用の疑いがあるサウンドに対して第三者が根拠もなく「これは原盤権侵害だ!違法だ!」など言って投稿者へ攻撃するのはやめましょう。
