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【声劇】『イヤになっちゃうわよねぇ』
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【新nana用台本】 長めの声劇はいかがでしょう。 ※BGM足らん時はここの音ミュートして、何か入れてくれ。 人称・言い回し変更ok 女子ト…いえ、ババトークです。 おばちゃんかオネエさん想定しております。 テルから入れた方が間を取りやすいかも。 テルだけ入れたやつ https://nana-music.com/sounds/06bb14d8 ---------- ナル「いらっしゃーい」 テル「ナルちゃん、やってるー?」 ナル「やだ、ママじゃない!」 テル「んふふ。来ちゃった」 ナル「お店は?まだ営業時間でしょ?」 テル「休憩よ」 ナル「あー…それは…」 テル「あぁそうだ(がさごそ)」 ナル「うん?」 テル「はい、おにぎり。小腹が空いたら食べてちょうだい」 ナル「ありがとう!あれ?いつものじゃないわね」 テル「山菜おこわよ。もち米だし、小さめに握ってるからね」 ナル「絶対美味しいやつ!後でいただくわ」 テル「よしよし。今夜はちゃんと食べる気があるのね。安心あんしん」 ナル「お母さんじゃないんだから…」 テル「なに言ってんの。ママだもの」 ナル「そーでしたぁ」 テル「で?」 ナル「うん?」 テル「何かあったの?」 ナル「え?」 テル「化粧と照明で誤魔化せると思った?」 ナル「……」 テル「アンタ、顔色サイアクよ」 ナル「……」 テル「吐きなさい」 ナル「でも…」 テル「またヒトの悩みに引き摺られてるでしょう」 ナル「…ばれてる」 テル「アンタの所も人が集まって来ちゃうもんねぇ」 ナル「…ママほどホイホイしてないもの」 テル「数の問題じゃないのよ」 ナル「辛そうだったりするとつい…」 テル「…話聞いてあげようって姿勢はいいのよ」 ナル「うん」 テル「吐き出したいだけの人の話は適当に頷いて流しとくの」 ナル「それって不誠実じゃない」 テル「あのねぇ、話聞いてるアンタが悩んだら元も子もないでしょう」 ナル「そうだけど…」 テル「愚痴聞くんじゃなくて、相談に乗る方が向いてるのよアンタ」 ナル「一緒じゃないの?」 テル「愚痴は吐き出したいだけ。相談は意見を聞きたいの。ほら、違うでしょう?」 ナル「なるほど」 テル「アンタはさ、自分の意見だけじゃなくて、ふたつみっつ違う視点でも話してあげられるでしょう?」 ナル「え」 テル「そういう頭の柔らかさと、世話焼き気質が売りなんだから上手く使いなさいよ」 ナル「でもコレって答えを出してやれないなぁって…」 テル「解決の切っ掛けを作るのが、アンタの役目なの。答えを出すのは、あくまで本人よ」 ナル「そっかぁ」 テル「アンタの良さが分かってるから、みんなここに集まってくるの」 ナル「ママ…」 テル「んふふ。あんまり歳変わらないと思ってたけど…アンタもまだ若いわねぇ」 ナル「ふふ、ホントに。まだ未熟だったわ」 テル「まぁ少しだけ…何て言うのかしら。年の功ってやつ?」 ナル「一回りも違えばねぇ」 テル「も、ってなによ。一回りし・か、でしょ」 ナル「自分で言ったんじゃない」 テル「そうだけどさ」 ナル「ママに頼ってばっかりね」 テル「アンタはその分、他の人の世話焼いてんだから、バランス取れてていいじゃないの」 ナル「いいのかなぁ」 テル「世の中、良いことも悪いことも、した分だけ返ってくるの」 ナル「ママがよく言ってるやつね」 テル「アンタが頼られた分だけ誰かに頼らないと、世の中に巡って行かないでしょう?」 ナル「その理論だと、そういうことよねぇ」 テル「でも、頼るより頼られたい派だものね?」 ナル「仰る通りです」 テル「本当はアンタから頼りに来て欲しいところだけど…」 ナル「いつか!…なんならママにも頼られるようになりたいわ」 テル「あら。そしたら友人から親友に格上げかしら?」 ナル「……!」 テル「まぁ親友の前に、この流れだとウチの子ガンバレーってかんじなんだけど」 ナル「お母さんじゃないんだから…」 テル「なに言ってんの。ママだもの」 ナル「そーでしたぁ」 テル「じゃ、そろそろ店に戻るわ」 ナル「うん。ありがとう、ママ」 テル「ご飯ちゃんと食べるのよ?」 ナル「はぁい」 ナル「山菜おこわ、レンチンしようかな」 ---------- BGM:魔王魂「アコースティック39」 説明 ナル テルの飲み屋で働いていた。 役に立ちたい世話焼き。 テル ママ。近所で飲み屋やってる。 面倒臭がりの世話焼き。 pixivには…そのうちupします。 過去台本をnana用に修正しました。 裏話はXのどこかにあります。 プレイリストに他にも台本置いてます。 #とや図書室 #新nana用 #声劇 #2人声劇 #2人台本 #おばちゃん #オネエさん #コラボ大歓迎 #コラボ募集中

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