nana

とても素敵な六月でした / Piano ver.
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潰された私の体躯は 酷く脆い固形と化して 音ひとつしない市街地で 忌々しい不祥を呪うのさ 道徳の向こう側であなたは吠えている 淡白な言葉の裏側が透けているよ 真昼の無彩色を不穏な色にして 本当に馬鹿な嘘つき 薫る夏風に誘われて 霞む死神も泣いていた 始まりの合図が轟いて咽ぶ飛行機雲 閉塞と千の世迷い言で回る 膿んだ世界が終わる前に 夢の中さえもずっと 焼きつけたいの

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