菴刄街 -ｱﾝｼﾞﾝｶﾞｲ-

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【名前】蓮(ﾘｴﾝ) 【イメカラ】弁柄色 【イメマ】🪷 【性別】無性(自認性は男) 【種族】渾沌(ﾎｪﾝﾄｪﾝ) 【年齢】ざっくり数えて1000年以上 【身長】183cm 【体重】70kg 【好き】魚、酒、他人 【嫌い】錐、雨 【趣味】散歩 読書 料理 【容姿】 暮色の髪に双角を持ち、左顔貌(目元)に傷がある。両の目元に赤く愛嬌紅を引いており、とても拘りがあるそう。外見はうんと昔から変えておらず、20代前半ほどの若々しい見た目をしているが、老齢であることは言動で即バレする。 【性格】 初対面ではよく顔が怖いと言われるが、愛想笑いを振りまくことが苦手なだけで基本的に穏やかで情に厚い。しっかりしていそうだがその実忘れっぽく、自分だけの問題で済むなら適当に片付けてしまうところがある。生きてきた年数もあってか世の中の大抵のことに対して寛大で、自身を「爷」「老人」と揶揄したり、他人に自身の知恵を授けたりと好々爺然とした振る舞いをすることも。かと思いきや面白いことが大好きで、自身の知識欲を満たすためなら割と何でもする。少年心を忘れないタイプのアグレッシブおじいちゃん。 【過去】 元は無秩序の化身のような存在であり、犬か熊か牛か判別のつかない獣のような形を取って、何処かも分からない薄暗い所で己の尾を咥えて意味も無く何度も何度も回っては時折生物を喰い殺しげらげら笑っていた。ある日そんな無秩序の塊に知恵を与える人間と出逢い、無秩序は理性を得、知識欲を覚えた。それから自身を形成するために更なる知識を求め、歪ながらも徐々に人の如き姿に形を変えて稀に人里へ降りては言われたままに人を救い、人を殺めた。やがて人々はその無秩序に拒絶を、支配を、憎悪を、崇拝を、殺意を、愛を抱き、いつしかその身に宿る知恵は叡智となり、人の悲喜を呑み込み、やがて渾沌と化した。 【現在】 人間の情は粗方喰い尽くし、ならば次は人ならざるものを、と浮世を彷徨っていた折に菴刄街に辿り着き、現在は舒服で働いている。今は次々に舞い込んでくる混沌が楽しくて仕方がない。特に客との関わり合いを何より大切にしており、一度話し込んでしまえば買い物のことを忘れて話に夢中にさせてしまうほどの聞き上手。舒服の仲間や常連客を家族(ともすれば子や孫)のように思っており、自分のことはしょっちゅう忘れてしまう割に一度聞いた他人の話や観たものなどは寸分違わずその全てを記憶している。 【備考】 一人称：私(時々 儂) 二人称：君、お前さん 左顔貌の傷はまだ目鼻が形成されていない時期に顔面に錐で穴を空けられた時の名残り。その影響で右耳の聴力、左目の視力が弱い。 顔面を滅多刺しにされ、長い年月で外面は治ったものの、歪に治癒してしまったせいで内側が機能しにくいらしく、最低限の表情筋で人好きのする笑みを浮かべる方法を模索中。 他人、特に子供が大好きで、常に子供用の菓子を携帯していたり、子供が来店した際には必ず煙草の火を消してから対応したりするほどの徹底っぷり。目元に引いている愛嬌紅も子供たちに怖がられにくく、「狐みたいで可愛い」と評判が良いので毎日せっせと描いている。 長い年月を一人で生きてきたため、多趣味で、広く浅くなんでも出来るが、特に最近は誰かのために作る料理にハマっている。 イメージセリフ： 「欢迎。入り用は煙草か？今日は良い酒も入ってる……嗚呼。それとも…もっと"特別なモノ"をお望みか？」 「雨は煙草と本が湿気るから敵わんな。とっとと止んでくれれば良いが。お前さん、手隙なら其処の新聞を取ってくれんか。少し湿気を取る。」 「呵呵、愛い稚児だ。煙草は嫌いか？ならば爷の菓子をあげような。誰も取り上げたりせんからたんとお食べ。」