菴刄街 -ｱﾝｼﾞﾝｶﾞｲ-

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【名前】暁狼（ｼｬｵﾗｧﾝ） 【イメカラ】黒 藍色 【イメマ】🐺 【性別】オス 【種族】人狼 【年齢】推定14歳 【身長】168cm 【体重】50kg 【好き】お肉、ご飯を与えてくれる奴、太陽 【嫌い】暴力、狭い場所、空腹、満月 【趣味】散歩 【容姿】 黒い髪にオッドアイの瞳、白い肌、細い四肢を持つ人狼。狼の姿は立派な耳と尻尾を持つ。 【性格】 一匹狼のような風貌であるが、素直でいい子。なので相手に形を合わせるタイプであまり自己主張はない。火が入れば熱くなるし、流れが悪くなると濁り、濾過してあげればまた綺麗になる。水みたいな性格。人見知りであるが好きな人に対してはべったりである。 【過去】 暁狼は忌子と称され、狭い牢獄のような場所で毎日毎日村人たちに暴力を振るわれ続けていた。狼人間特有の治癒力は村の人間にとって好都合のサウンドバックであり、のどかを通り越しただただ何もないこの小さな村で唯一の娯楽として生かされていたのである。毎日の日課ようにいたぶられ続けていたある日。いつもなら何からの細工が鉄格子に施され、外の世界を遮っているはずだが、この日は違ったのだ。暁狼がおそるおそる覗くとそこにはまんまるなお月様があった。満月を見てしまった暁狼は狼に変身してしまう。狼に変身した狼暁は牢を破り、ここではないどこかへ走って走って走った。真っ赤な暁の光が空を照らし始め、暗闇が徐々に明るさに変わった頃、力も尽き果て菴刃街へ辿り着いたのであった。 【現在】 一見舒服にそぐわない暁狼がここで働いているのは菴刃街へ行き着いた彼が、体力も底をつき力なく行き倒れていたところを舒服に助けてもらったためである。村人達からした煙草とお酒の匂いこれらが大のトラウマだったはずの暁狼だったが、舒服で働いているうちに愉快なお客様達のおかげで幸せの匂いへと変わった。恩返しとお給料のために今日も働いている。 舒服での働きっぷりはなかなかなもので、自身の長所である嗅覚の良さを存分に生かし、店に近づいてくるお得意様の匂いを察知し愛煙や愛酒を前もって用意している。無駄なく効率的でかなり評判がいい。だがみんな無駄話が好き。来店したことのないお客でも匂いが染み付いているんだそうで、嗅ぐだけで普段愛用している愛煙愛酒を提供することができるほど。全ての商品の匂いを理解しておく事が必須であることから、彼の真面目で努力家な部分と、舒服をこよなく愛しているということが窺える。 もっと大きくなって舒服に似合うような狼男になるのが夢。 【備考】 痛々しいほどにガリガリであったが、この街に来てからたくさん食べるようになり、狼特有である膨大なエネルギー消費により見た目にそぐわず大喰らいである。本人曰く、狼化するだけでお腹が減るそうな。そのため極力体力を使わぬよう、重たい荷物を持つときは腕のみ、走る時は足のみ、など用途に分けて部分的に狼化したりしている。また耳と尻尾が出ているのは気づいていないことの方が多い。 接客のために敬語を覚えようと必死に努力している。が、根本的に頭が弱いのでタメ語と敬語をうまく使い分けることができず混ざった喋り方をする。当人は自覚なし。なんなら使いこなしてると思っている。 イメージセリフ： 「いらっしゃいませー。あ、旦那。いつものやつっすよぉ。毎日毎日アンタも飽きないっすねぇ？」 「けほっ、吹きかけてくんのやめてくんねぇすか？禁煙にしますよ、たく」