カナリヤ key+2(フルサイズ)
米津玄師
ありふれた毎日が 懐かしくなるほど くすぶり沈む夜に揺れる 花を見つめていた 人いきれの中を あなたと歩いたこと 振り向きざまに笑う顔を 何故か思い出した カナリヤが鳴き出す4月の末の 誰もが忘れてく白いプロムナード あなたの指先がふるえていることを 覚えていたいと思う いいよ あなたとならいいよ 二度とこの場所には帰れないとしても あなたとならいいよ 歩いていこう最後まで 転げ落ちて割れた グラスを拾うあなた その瞳には涙が浮かぶ 何も言わないまま カナリヤが消えてく5月の末の 木の葉が響き合う湖畔の隅っこ あなたを何より支えていたいと 強く強く 思う いいよ あなただからいいよ 誰も二人のことを見つけないとしても あなただからいいよ はためく風の呼ぶ方へ あなたもわたしも 変わってしまうでしょう 時には諍い 傷つけ合うでしょう 見失うその度に恋をして 確かめ合いたい いいよ あなたとならいいよ もしも最後に何もなくても いいよ いいよ いいよ いいよ あなただからいいよ 誰も二人のことを見つけないとしても あなただから いいよ 歩いていこう 最後まで はためく風の呼ぶ方へ
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