
芥の部屋は錆色に沈む
こんにちは谷田さん/キタニタツヤ
ベースがかっこいいんよ たのしい どうしてこんなに、僕の生活は 朝にだって昼にだって夜にだって理不尽に苛まれ どうにもできない、散らかった部屋の隅で泥水を口に含んでも 「誰が僕を救ってくれるの?」 背後に張り付く視線は、 「彼の目がこちらを見ている」 タバコの煙で顔を隠したって、その視線が僕を貫いて 飽き飽きしてんだ 薄汚れたこの生活から救ってくれ このどうしようもない日々の傷口から溢れ出した灰色の夢 これが何者にもなれない僕らが見ている未来 このままじゃ、どうしようもない僕が吐き捨てた彼を呪う言葉も届かぬまま 彼は罰すら与えてはくれないのさ、この僕の愚かさに
1コメント
ロード中
