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【特別映画】大体曖昧探偵。
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──この『大体曖昧探偵事務所』に! Special Thanks. SaLさん ( https://nana-music.com/users/7237801 ) --­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--  世の中には2つの概念がある。「興味」と「無関心」だ。これらは正確には対義語ではない。興味の対義語は興ざめで、面白みがあるかないかの基準で対比している。無関心の対義語はわかりやすい、関心だ。物事を気にかけるニュアンスである。  「興味」と「無関心」は世に広く、他者や自己に大しての認識を表すときに使われがちな表現である。そして対比される。私はおおよそこの価値観は矛盾しないと思っているが、国家局清久町先生には気になる事柄(ケース)らしい。  1度ちゃんと説明を考えたことがある。これらの言葉は定義と過程による結果が一致しないという点で似ているのだ。どういうことかというと、人間とは面白いもので、興味があるからこそ敵対行動を取りうるし、関心がないことで博愛の精神を持つことができる。つまり定義によってもたらされた距離感が強化されると予想だにしないエンドを引き起こしてしまうのだ。通常この二つの指標は対極に存在していてその合間で揺れ動くことが人間の情緒的営みであるといえるだろう。そう、人とは中々どうしてユニークな生態をしているのだ。言葉上は似つかわしくなくとも、ヒト科ヒト亜族ヒト属ホモ・サピエンスの生態上で矛盾しないことはある……と。我ながら頑張った。本当に頑張った。  ただこれだけのことを考えていようがいまいが、ああ!彼——国家局清久町の何たるか!彼を理解し、説明することはかなり、とても、非常に難しい。  探偵事務所を頼ろうとする人々は大小さまざまな問題や悩みを抱えている。きっとこの事務所の扉を叩く人の中には藁にも縋る様な思いでいらっしゃった方もいるだろう。あるいは純然たる興味で入ってくるとか、事件解決の腹いせとかエトセトラ エトセトラ。  しかし部屋に入ったらものの数十秒で、たいていの人は理解を諦める。無関心の領域に戻っていってしまう。最低限の関わりだけに留め、印象に残らないように行動を努め、そうしていつの間にか立ち去っていくのだ。  正直に言おう。気持ちはめちゃくちゃわかる。扉を開けたら百科事典が吹っ飛んでくる衝撃を毎度食らうことが、ひねくれた言葉の見本市にいきなり連れ去られることが、ともすれば0.01しか話していないことに100返ってくることが平気な奴なんてそういない。  このような業界にいると感覚が麻痺しがちだが世は協調を重んじるのだ。そこから外れた者はどうなるか、こうなる。相手を考慮した言動をすることは大切かもしれないが、別にそれは義務じゃあないから。国家局先生はそういう所がある。そりゃ1000回に1度くらいは慮ることもあるだろうけれども。  しかしながら大体曖昧探偵事務所の主であり取材対象であり迷探偵らしき名探偵の国家局清久町は、一般的な私たちの語彙で言えば「変態」なのだ。 --­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­--­­-- #声劇台本 #映画_大体曖昧探偵事務所 #保管庫A

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