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【声劇】弟子入れ!自称敏腕ポンコツメイド
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私は勤勉なので、魔法使いに弟子入りしてご主人様をお守りします! ▽────▼────▽────▼────▽ 台本のあらすじ: ……ボタン、押したよ?これでもう録音が始まっているのかい?まったく、機械ってのは分からないな。やっぱり、魔法みたいにニュアンスで理解できるものが一番さ……。 やあ、こんにちは。私はミーシャ。東区の山のてっぺんに館があるのは知ってるかな?あそこに住む超偉大な魔法使いさ!普段は魔法の研究を独自におこないつつ、期待の若き魔法使いことマーリン君の魔法の先生をやっている。君に魔法の素質があるかはまだ分からないけれど、どの道一度は魔法に触れるべきだと思うね。弟子はもう募集していないけれど、いつでも魔法を見に来るといいよ。あっ、その時はこのポンコツメイドには内緒で頼むよ。冗談抜きで、本当に。頼むよ。《録音終了》 ▽────▼────▽────▼────▽ 台詞振り分け: ★:アリサ(ポンコツメイド) ☆:ミーシャ(館の大魔導師) ☆ 「ん……そろそろ、マーリン君がおつかいから帰ってくる頃だな。特訓の準備でも始めるか……」 (ノック音) ☆「噂をすれば」 (扉を開ける音) ☆「おかえり、マーリン君!」 ★「ミーシャさんこんにちは〜!」 ☆「よし。帰ってくれ」 (扉を閉める音)(鍵をかける音) ★「ってえぇええええ!?ちょっと、ミーシャさん!開口一番にそれは酷いですってば〜!」 ☆「酷いも何もこっちのセリフだ。庭師のイチヤームから聞いたぞ。先日押しかけてきた時、庭の木を勝手に君の所の堅物領主の形にして帰ったそうじゃないか」 ★「ここにはご主人様成分が足りないな〜と思ったので!」 ☆「そんな成分あるわけないだろ、ここは私の館だ!」 ★「お顔だけでも見せてくださいよ〜!そして、あわよくば弟子入りさせてください」 ☆「生憎私はマーリン君以外に弟子をとるつもりは無いんだ。分かったらさっさと帰れ」 ★「分かりましたよ〜……特等治療薬でマンドラゴラを過剰繁殖させて東区を混乱の渦へと陥れた大魔導師ミーシャさん(クソ棒読み)」 ☆「……それで?」 ★「愛しのマーリン君にも言いふらしちゃおっかな〜これ」 (ドアを開ける音) ☆「性格悪いぞ君ィ!」 ★「ああー!中指立てた!」 ☆「そもそも何でメイドに魔法なんか必要なんだ!要らないだろどう考えても!」 ★「ご主人様を守るためですぅー!」 ☆「逆に危険に曝しそうだけどな……まあいいか、レイナールだし」 ★「大丈夫ですよ〜、私はマンドラゴラに特等治療薬を投与したりしませんから」 ☆「よほど庭の肥料になりたいようだね、君!!」 (ミーシャの魔法により庭の草木や岩がせり上がりアリサを襲う音) ☆「消し飛べえええええええ!!!」(同時に) ★「やったぁ、特訓だーー!!」(同時に) ▽────▼────▽────▼────▽ あとがき: 皆さんこんにちは。台本を書いた人です。 ポンコツメイド第3弾です。何でこのシリーズばかり続々と新作が出ているのかというと、コメディは筆の速度が尋常ではないからです。(あと、シリアスものは後付けで90秒に尺を調整するのが大変なので、ストーリーがざっくり決まっていても公開まで時間がかかっちゃうのです) 今回は、前作でカーリーさんが登場した時点で大方お察しだったかと思いますが、同じ世界線の住人、大魔導師ミーシャさんのお久しぶりの登場です。ミーシャは西の領主レイナールとは王国勤務時代の同僚であり犬猿の仲という、終わってる間柄です。なんなら犬猿すぎて東西真反対の地域に住んでいます。 それでは、コラボお待ちしています。 *閲覧ありがとうございました! *素敵なBGMお借りしました(Peer Gynt戯曲より) *素敵なSEお借りしました(効果音ラボ様、On-jin様)

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