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⭐壱くんは、画面に「0440」と入力する。しかし、ロックは解除されない。 ⭐何度も入力してみたようだが、一向に開く気配がない。 ⭐「え?」 ⭐そういうと彼は、持っていた学生名簿から、ページを開く。そして、司ちゃんの詳細が書かれたそれを、僕たちの目の前で見せてくれた。 一年二組 湯澤 司 ⭐「本当だ……」 ⭐壱くんは、間違えても狂ったように、何度も何度も数字を入力し続ける。いつしか、0を入力せず、永遠に4だけを押し続け始める。 ⭐「い、壱くん!一体……!」 ⭐壱くんの目は、焦点が合っていなかった。まるで、司ちゃんと同じように……。 ⭐すると、壱くんは、僕らに向かって攻撃をしかけてきた。
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