nana

講評を希望された方へ
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この度はご応募いただき、誠にありがとうございました。 以下講評です。 希望をいただいていた皆さまには少し細かく主催の意見を書かせていただきました。 玻璃 さま もう少し音の安定感を鍛えると更に聴きやすいサウンドになると感じました。玻璃さまは親和性の高い声質をお持ちで、ハモリやコーラスに向いているタイプだと思います。それに加えて声を張ると歌声が華やかなものになる点が二面性があって素敵ですね。ネガティブな感情の出し方がとてもお上手で、聴き手をうるうるとさせるのに効果的な歌い方をされていると思います。 ですが、当企画では感情的に歌うような曲よりも無機質なものや淡々としたものを歌っていただく機会が多くなるはずです。(うちがたまたまそうなのです…。) そのようなジャンルを歌いこなせるか…という点でまだ少し安定感が足りないと判断し、今回は合格を見送らせていただいた次第です。 企画の途中で二期生を募集するということも主催のキャパシティ次第では考えています。その際にまだ此方に興味をもっていただけていましたら、玻璃さまさえ良ければリベンジしていただけたら嬉しく思います。 遼 さま とくに『逆光』のがなりやアクセントの付け方が印象的で、癖になるサウンドだったと思います。遼さまの歌の特徴に曲がピッタリとハマっておりとても素敵でした。 ただ、今回は感情を爆発させるようなジャンルを主とした活動ではないため、共に提出していただいた他の二曲くらい癖の引き算をした歌い方で活動していただくことになってしまうと思います。『悪食』の歌い方くらいが丁度良いかもしれません。 遼さまは発声がしっかりしていて透明感があり、私はどちらの歌い方も素敵と思っています。周りの方の個性を消し飛ばしすぎない程度にお願い致します😉 今後に繋げていきたいとのことなので一つだけ。『逆光』のように声を張りあげる曲では、どうしても音程が少しブレてしまっていると見受けられました。そこを気遣えるようになると更にクオリティは高くなると思います。 これは当企画における活動では気にしていただく必要はほとんどないと思われますので、ほかのところで役立ててくださると幸いです。 °C さま 珍しい声質というわけではないにも関わらず、°Cさまらしさを感じられるサウンドばかりでした。語りかけるような歌い方やキンキンしない安定感のある高音が魅力的でした。 そしてリズムを取るのがすごくお上手ですね😳リズムもパッションも優れていらっしゃるから中毒性が高く感じるのでしょうか。 何にせよ選曲や歌い方など、全体を通して自己プロデュースがとてもお上手な方だと感じました。 敢えて課題を作るとすれば、強弱の強化でしょうか。今のままでもとくに問題はありませんが、「敢えてここは弱々しく歌おう」「ここでは語尾を強くしよう/弱くしよう」などの工夫が曲によっては必要なときがあるかと思います。 既に実践済みかもしれませんが…安定感のある歌声の方は淡々としているように聴き手に捉えられえてしまうこともあるので、曲によって使い分けていけると良いかもしれないです。 °Cさまは当企画で歌っていただく予定の曲への適性が高いように感じます。共に活動していただけるのが楽しみです。 おと*° さま 落ち着きのあるお声がとても素敵でした。とくに『水平線』の切ない雰囲気と綺麗なハモリがおと*°さまに似合っていました。幾つかのサウンドにも当てはまるのですが、おと*°さまのさりげないビブラートが癖になって素敵だと感じました。 2021年代のサウンドはリズムが若干気になりましたが、2022年代のサウンドでは改善されているように感じたので、ベースは2022年のもので審査を進めさせていただきました。 最近のもののなかでも、間違った音で覚えてしまっているのかも…と感じる箇所が1つのサウンドのなかでも幾つかありました。複数人で歌うことになるため、もう少し正確性が欲しいです。 もう1つ武器を手に入れられると更にクオリティの高いサウンドが作れると思います。 例えば語尾を歌詞の内容に合わせて上げる、下げる、などを歌う前に考えてみる。 ボーカロイド曲でしたらリズムの取り方や音の切り方を本家に敢えて寄せてみて、スタッカートなどを細かく耳で拾って再現するなどの工夫もあります。 少し意識するだけで中毒性のあるものが出来るので、是非歌う前に構想をして拘ってみてください。 嘔 さま あまり居ないタイプの仄暗い雰囲気のあるお声が魅力的でした。 ケロケロがよく似合っておられるのですが、たまに音がブレているところが見受けられました。そのあたりはほんの少し気を遣うことで改善できると思うので、あまり審査には影響していません。 『か苦れんぼ』では狭い空間で静かに悲しみに暮れているところを想像できるような歌声が癖になると感じさせられました。 少し掠れた声で歌うというのはなかなか難しいことだと思います。 それをモノにして儚さを演出できているのが嘔さまの良さだと私は思いました。 嘔さまは表現力が高く、なかでもネガティブな感情を表現することに長けており自分の表現や世界観を大切にできると思います。 もう少し力強さがないとほかのメンバーさまの声に馴染みすぎてしまうのではないか。共に歌う相手が限られてしまうのではないか…という懸念もありました。 今後活動をしていくなかで、もしかするとグループ分けの際に何度も同じ方とグループが被ってしまうことがあるかもしれません。 できる限り采配には気を配りますが、ご理解いただけると幸いです。 ı̣ꓵ さま ケロケロサウンドが主だったのでプレイリストに入っているもの以外の曲の方も幾つか聴かせていただきましたが、綺麗な曲がよく似合う方だと感じました。 曲によってはコーラスまで丁寧に作り込まれていて、ı̣ꓵさまは曲に寄り添いつつ魅せるのがお上手なのだと思います。 安定感のある方は楽譜や原曲通りに歌わされている感じが出てしまう方もおられるのですが、コーラスなどのほかの要素でそれカバーし、自分らしさを出すことが出来ているのも上手い魅せ方だと感じました。 真っ直ぐな歌声は複数人で歌う箇所ではとても有利ですが、曲次第ではいずれ共に活動するメンバーさま方の個性に劣らないような自分の歌い方というものが必要になる場面もあるかと思います。 ケロケロサウンド以外ではそのことを少しだけ意識してみると新しい発見があるかもしれません💭

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