nana

憂一乗
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湖の底にいるみたいだ 呼吸の一つが喉に絡んだ 気泡を吐き出して数秒、やっと足が着いた 柔らかな泥の感触がした ずっとずっとずっとずっとずっと 君を追っているだけで どうしようもないことばかり言いたかった 睡蓮が浮いていた 水圧で透明だ もう蜃気楼よりも確かならそれでいいよ 適当でも良いから 目的とかいいから このまま何処でもいいからさ、逃げよう 歌ったら咳と痰がすぐ出しゃばってくる

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UTAO
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