nana

【2人声劇用台本】透明な血液
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〜諸注意〜 ✰︎BGMに素敵なサウンドをお借りしています。 必ずそちらに拍手・コメントをお願いします。 ✰︎一人称や性別の変更、細かい口調の変更、アドリブ、一向に構いません。 ◽︎···▸ ◾︎の婚約者を殺した殺人犯。 殺した人数は前述の件を含めて4人。動機はない。 その場の衝動に突き動かされて人を殺したものの、 恨みや憎しみは無く、快楽も無い。 竹を割ったような性格で、どこか諦観している。 物心つく頃から家族も居らず、天涯孤独の身で初めてできた友人が◾︎だった。 ◾︎···▸ ◽︎に婚約者を殺され、復讐に燃える人物。 懸命な独自捜査の末、犯人を突き止め私刑を目論む。 復讐のために3年の歳月をかけて◾︎に近付き、 友人関係を築き上げ、期を窺っていた。 ◾︎自身と接する内に情が芽生え、ここぞという場面で 怖気付いている。天性のお人好し。 ここへ来て、いつの間にか◽︎に対して友情を持っていたことに気が付いた。 ✎︎____________ ◽︎「ほら、俺が憎かったんだろう。」 ◾︎「そうだ……俺は、お前が憎くて……」 ◽︎「良かったじゃないか。 あとはもう、引き金を引くだけだ。」 (食い気味に) ◾︎「わかってる!!!!……分かってんだよそんなこと。」 ◽︎「何を躊躇ってんだよ、ここまできて。 もう後戻りは出来ないとこまできたんだよ。」 ◾︎「分かってるって言ってるだろ!!!! ……何をすべきなのかは、分かってるよ。 でも……撃鉄一つで、俺はまた失う。」 ◽︎「お前の大事なあの子を殺した相手だぞ。」 ◾︎「そうだよ、お前が奪った。俺から…… でも今日この日まで嘘をついて過ごした毎日が、 俺は嫌いじゃなかった。」 ◽︎「……お人好し。」 ◾︎「憎くて、大嫌いで……親友だったんだ……。」 ◽︎「お前みたいなやつ、初めて見たよ。」 ◾︎「俺には殺せない……。」 ◽︎「……おい。」 (食い気味に) ◾︎「お前なんかを殺せない俺を……殺してくれ。」 ◽︎「俺は、お前とは違う。本当に殺せるぞ。」 ◾︎「いいよ。俺は多分、死んだ方がいいんだ。」 ◽︎「そうか…………じゃあな。 ……俺も嫌いじゃなかったよ。」 #コラボ歓迎 #コラボ募集 #わんさん声劇

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