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カラメル【せつな部紅白】
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物語は常に途中から始まり途中で終わる せつな部紅白にご参加の皆様 こんばんは kmomoと申します。厳密にはケモモのケムと申します。nanaのアカウントに紐付けしていたTwitterのアカウントがログイン出来ずにnanaのアカウントにも入れずに新しく作り直したのがこのkmomoになります。 長らく六十余年せつな部の幽霊部員をしておりましたが今年の紅白の熱気が地球温暖化に一因していると聞いて冷や水の役割を担うべく参加させていただくことになりました。 参加方法がわからず、助力頂いた清水はこべさん、香魚さん、Riiさんに感謝申し上げます。新しいアカウントを作るといいよと教えていただき、無事、課金しました。(言うこと聞けよ) 紅白に参加するにあたり、選曲は岡崎部長と白組天才シンガーソングライターのkaiさんの共作に決まっておりました。むしろ、それ以外の選択肢はないだろうという事で1択即決でした。 てぃーらさん、Suさん、kaiさん、kuriさん、pe_nyoさん、よろしくお願い致します。 素敵な音楽をありがとうございます。 ピアノ:てぃーらさん チェロ:Suさん 作詞:kaiさん 作曲:てぃーらさん 「カラメル」 幸福は甘く見えて 焦がすと少し苦い 模倣じゃない物語を生きるなら 贅沢は言えないけれど たまには あの歌を聴かせて ときに不穏な夜を 手懐けもできずに ただ 不安や自惚れが いじけたり 暴れ出すとき 気持ちの底で 「今」を信じてる ここからひたすら長いので、すんげー暇な方だけ読んでください。 では、歌詞の解釈に入りたいと思います。 「幸福は甘く見えて」という一文からスタートします。幸福は甘いのだけど、ではなく甘く見えてという捉え方をしている事から主人公の彼、もしくは彼女(以後、彼と仮定します)は幸福は甘いものではないと解釈している事がわかります。 「焦がすと少し苦い」 恐らく、幸福と表現出来るものを焦がしてしまった苦い経験則から幸福に苦味を覚えているように見えます。 「模倣じゃない物語を生きるなら贅沢は言えないけれど」 模倣じゃない物語とはなんでしょう。物語を生きるという記述から恐らく生き方を示唆したものを指していると考えて誰かが考えたロールモデルの人生と考えてみると、そこから外れた人生の選択をするなら金銭的になのか、あるいは一般的な幸福の象徴を望むのは難しいという意味と捕らえてよさそうです。 「たまにはあの歌を聴かせて」 そんな彼が、歌を聴くことで何かを満たすことが出来るあるいは幸福を感じられるのでしょうね。 「ときに不穏な夜を手懐けもできずに」 不穏な夜を手懐けるというのはなにを指しているのでしょう。そもそも夜は手懐けたりすることは出来ませんから、手懐けることが可能なものを指していますよね。不穏に思うのは自らでもなだめすかすことも出来ないコントロール不能な感情で、それが次の 「ただ 不安や自惚れがいじけたり暴れ出すとき」 ここにかかってくるのですね。自分のふがいなさを責めたり、後悔したり。みじめに思えたりこんな時間ってありますよね。 これを不穏な夜とくくってるのはほんと言葉の魔術師ですよね。 不穏、不安、プライドと音感を統一しているのも素晴らしいですよね。 「気持ちの底で「今」を信じてる」 幸福が苦いと思えるような挫折を味わった何にも期待していない彼ですが そんな後悔や苦悩がぐるぐる巡るような苦しい時間の中にも本人も無自覚な深いところで、きっと、そんな経験を重ねてきた自分ならきっとこれからも大丈夫と思っているという状況を記した物語ですよね。 もっと言うなら、本人も無自覚な感情を信じてるといってるのでこれは第三者視点であるわけです。 これは、ちょっとしたやり取りの中で作詞家のkaiさんから先出しで正解を出されてしまったのですが 外から彼の感情が詰まった瓶を見たときに底に貯まったカラメルをイメージしているのだと思うのですよね。 ちょっとバーナーであぶったカラメルのほろ苦い味も人生の機微のように思えて、そんなことを歌った曲なのだろうなとか考えるとほんとに素晴らしい曲ですよね。 キャプション長っ。 #kai杯2019 #てぃーら伴奏 #kaiてぃーらオリジナル #くるみちゃん #せつな部紅白2022 #白組 #kmomo #kai杯2022

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