
【一人声劇】君が窓辺にいる時は、
読み手: /台本:U.
君が窓辺にいないことを、僕は切に願うよ。 ----------------------------------------- ・コラボの際は拍手・コメントをお願いします! ・台本のセリフ貼り付け○ ・聞いた人を不快にさせたり、マナーのないコラボにつきましては、削除をお願いすることがあります。 (以下、セリフです) 君が窓辺にいる時は、酷く悲しいことがあった時だ。 「おはよう!…今日もいるんだね。どうしたの」 君は声を殺して泣いていた。 僕はその震えた肩をそっと抱きとめた。 君が窓辺にいる時は、酷く落ち込んでいる時だ。 「こんにちは!どうしたの、元気ないね」 君は果物ナイフを手に取って、その鋭い切っ先を熟れたりんごに突き刺して泣いた。 黒い服は、君には全く似合わないよ。 君が窓辺に…いないことは、ここ最近なかった。 だから僕は心の底から安心して、踵を返そうとして、聞こえた。君のかすれた声が。 「私、あなたの声が聞こえないのがすごく寂しかったの」 何もかも昨日と変わらない君が目の前にいた。 僕の隣でそう言って笑う君に、僕は酷く絶望した。 ✄-------------------‐--------------------------------✄ お久しぶりです!!(毎回久しぶりって言っているような) 台本が思い浮かんだので投稿しちゃいます。 基本的に好きに遊んでください😆 ↓以下場面設定ですが、皆さんの柔軟な解釈で楽しんで頂きたいので、読む際の参考程度に。「ふーん、へえ」で構いません笑 (場面設定) 主人公はもう死んでいる。後に残した愛した人が心配で成仏できずに今日も外から少女を眺めている。声が聞こえないのは、住む世界が物理的に違うから。熟れたりんごを突き刺したのは、少女が自分の心臓を突き刺す予行練習。 3日目に窓辺にいなかったのは、少女が亡くなってこちら側の住民になったから。少女の死を願わなかった主人公は、無邪気な少女の笑顔に酷く絶望した。 と、まあこんな感じですが、話自体が割とガバガバなので色んな解釈ができるかなと思います。笑 BGM:DOVA-SYNDROME様「木漏れ日」 #一人声劇 #声劇 #ゆーのせかい #悲しい #シリアス
