
【声劇】孤独を越えて【宇宙】
演者様のお名前:古鷹 侑 台本:古鷹 侑
とある宇宙飛行士の一人語り。主人公が最後に見た光景とは──。 台本はこちら。 https://nana-music.com/sounds/0673db09 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 宇宙飛行を続けて、どれほど経った? 燃料はとうの昔に無くなった。 かつて私達は英雄と呼ばれた。 数々のミッションをクリアし、地球に帰る途中だった。 始めは電気系統のトラブルだった。 そればかりに気を取られてしまった結果、小さな星にぶつかり、事態は悪化した。 船が予定軌道から大幅に逸れたのだ。トラブルの対応に追われている内に、私達が今どこにいるかわからなくなってしまった。 ついに私達が最後のペンライトの光を失った数日後、それは突然訪れたのだ。暗闇に長期間耐えられる者などいない。 それからしばらくして、廊下や運転席、寝る場所ではない所で寝る者が増えた。起きてきた者は一人もいなかった。 意識が遠退いていく。 ……旅の終わりか。 その時、微かに、微かに見えたのだ。青く、光る地球が。 「次のニュースです。宇宙で行方不明になっていたヒーロー号の捜索が断念されました──」 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ #古鷹侑の台本 #声劇 #朗読 #一人朗読 #ひとり声劇 #一人声劇 #1人声劇 #古鷹侑オリジナル #nana民と繋がりたい #nana民さんと繋がりたい #声劇民と繋がりたい #声劇台詞
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