
プール
秦基博
水色のフィルターを通して 僕は世界を見ていた 揺らぐ視線のずっと先に 繰り返される悲しみも 目映い夏の風は 穏やかに過ぎてく やわらかな波に たゆたう痛みを 置き去りにしながら 楽しそうに笑う子ども達 光のプールが包みこむ 僕は季節に浮かんだままで ただただそれを眺めていた
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水色のフィルターを通して 僕は世界を見ていた 揺らぐ視線のずっと先に 繰り返される悲しみも 目映い夏の風は 穏やかに過ぎてく やわらかな波に たゆたう痛みを 置き去りにしながら 楽しそうに笑う子ども達 光のプールが包みこむ 僕は季節に浮かんだままで ただただそれを眺めていた