チェシャ猫の森
▶︎ 戦闘
🐱「あ~~。最悪な気分だ」 チェシャ猫の声でハッとした。 辺りを見回す。 腰の高さほどの立て看板に、四角く囲まれた場所だ。 立て看板には様々な言葉で、あっち、こっちなど書かれている。 「ここはさっきの……」 🐱「なんだか余裕そうだな。お前、むかつくなぁ?」 チェシャ猫が手を振り下ろすと、 風の刃が立て看板を次々と切っていった。 これに当たったら、たまったものではない。 「ちょっと、待って、くれ!」 🐱「待ったところで、俺の気分は何か変わるのか?」 「それは、わからない、が!」 🐱「ならお前はこのまま死ねばいい」 何かチェシャ猫の攻撃を防げる物を探したが、 チェシャ猫に切られた立て看板の木片しかない。 瞬間チェシャ猫が眼前に近づく。 「しまっ……」 🐱「あばよ」 --------------------------------------- ▶︎ 次はどうする? 攻撃を避ける https://nana-music.com/sounds/064e30bc 攻撃を受ける https://nana-music.com/sounds/064e3070 ---------------------------------------
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