チェシャ猫の森
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二回同じ道を進んで気が付いた。 「少しは学んだかもしれない」 🐱「そうかい、ようやく学んでくれたかい? 道を間違えたのくらいはわかってくれないとなぁ? 俺もそろそろ飽きてくるぜ?」 チェシャ猫は寝ころがるように、宙を浮かんでいる。 🐱「そろそろ何か思いだしてきたかい?」 「何を思い出すと言うんだ?」 🐱「白兎はあの館からアリスを連れ出そうとするものは、 必ず殺そうとするんだ。なのに、お前は全くの無傷。 何故? 白兎は、お前を殺すこともできたはずだ。 でも、それをしなかった。何故?」 「何故……と言われても、何も思い出せない」 🐱「は~……知りたいなぁ。 お前の能力は一体何なんだろうね? でも、まだお前は帽子屋のお茶会に参加している。 俺には邪魔ができない。 早くお前がクリアできるように祈ってるさ」 チェシャ猫が消えたかと思うと、 まるで足が生えたかのように木々がこちらに迫ってくる。 -------------------------------------- ▶︎ to be continue…? https://nana-music.com/sounds/064e0005 --------------------------------------
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