nana

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「もしかして、間違えたか?」 見覚えのある木を見つけて、立ち止まる。 🐱「ようやく気が付いたか、間抜けめ。   お前が気付くまでに、俺は爪の手入れが終わったぞ?」 自分の爪に息を吹きかけながら、 チェシャ猫はにやにや笑っている。 🐱「全くあんなに簡単な謎も解けないなんて……ふふふ!」 「笑うな」 🐱「お前はどうやって白兎の館から無事に抜け出したんだ?    あぁ、聞いてもわからないか。   お前に記憶はないもんなぁ!    自分の名前も言えない愚か者!」 「馬鹿にするのもいい加減にっ!」 🐱「ふふふ! 馬鹿な奴ほどよく噛みつく!    まるで犬の様だな!    犬は嫌いだが、お前の単純なところは嫌いじゃない!   仕方がない。元に戻してやるよ」 チェシャ猫が消えたかと思うと、 まるで足が生えたかのように木々がこちらに迫ってくる 「うわぁ!」 --------------------------------------- ▶︎ to be continue…?   https://nana-music.com/sounds/064dfab1 --------------------------------------

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