nana

【二人台本】君の、声を
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願ってしまった ✎︎___________ れんれんのフリコラで声劇挑戦 聴いてくださってありがとうございます ✎︎___________ ◇‘『幸せになってくれなきゃ嫌だよ。』 ◆優しい呪いを心に刻みつけて、君は消えた。 ◆「もしもし、母さん?」 ◆「来週?……三回忌だろ。ちゃんと帰るよ。」 ◆「忙しいから、切るよ。じゃあ。」 ◆電話を切った瞬間、力が抜けた。 ◆「……情けない。思い出しただけでこれか。」 ◇「あの、すみません。」 ◆降ってきた声音に息をのんだ ◇「これ、よかったら。」 ◆差し出されたハンカチ ◆見知らぬ瞳は優しかった ◇「急にごめんなさい、…辛そうで。ハンカチは差し上げます。じゃあ、私はこれで」 ◆「待って、」 ◇「え?」 ◆「声が…知り合いに似てて、もう会えない人で、だから、少し話を…いや。ごめん、気味悪いな、俺。」 ◇「…いいですよ。」 ◇思わず頷いたのは ◇泣きそうな瞳だったから。 ◇「お話、しましょう。」 ◆これが俺と、彼女のはじまり。 ◆彼女の声が、君の記憶を溶かすとしても ◇彼の大切な想いを奪うとしても、 ◆彼女を ◇彼を ◆◇願ってしまった ✎︎___________ ◆彼 大切な人を亡くし、記憶から逃げるように故郷を飛び出して3年目。 幸せになんてなれない、と大切だった「君」の声に縛られながら苦しんで生きている。 後に、彼女に惹かれだすが、心の葛藤がすごい。 ◇彼女 たまたま街で彼に遭遇する。面倒見がよい性格。 声が「君」にとてもよく似ている。優しく弱い彼の人柄に触れるうち惹かれだす。 ◇‘君 彼の大切な、婚約者・恋人・片思いしていた幼馴染 だった的な存在。 #浅漬台本 #声劇 #二人声劇 #声劇台本 #切ない #2人声劇 #台本 #出逢いと別れ #拍手返します #コラボ歓迎 #恋 #悲しい #ピアノ #悲しいBGM #自作 #そうすけ

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