【詩(声劇╋デスヴォ)】緑眼の虎
古鷹 侑
【詩(声劇╋デスヴォ)】緑眼の虎
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今年一発目の【Word Wizard】は初っ端から飛ばしていくスタイル。
爆音デスヴォ系注意。声劇要素もあるよ。
詩の中に声劇と音楽の要素を同時に入れたかった作品。融合芸術だからね、何でもありなのよ、【Word Wizard】って。今回面白いかなと思ってワザとエフェクト掛けたし。
寅年だから、虎ネタです。
伴奏お借りしました。
BGM:【フリー伴奏】デスコア
奏者:みすたー様
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【緑眼の虎】
重なる時を経てついに出現した
緑眼の虎が咆哮をあげる
大地を蹴って家畜を狙い
そして怯える人々を襲う
まるでボールを使って遊ぶ子供
唸り声は笑い声に似る
その緑眼に凝視されれば
人は気が触れると言う
抵抗は無意味と知れ
畏れ慄き逃げ惑え
我は人間で言う所の
神獣なるぞ
さぁ、殺戮の時だ
今こそ積年の怨みを人々へ
我を封印した代償を
その身を持って識るがいい
千弍百年の時を経て
神獣はついに國を滅ぼした
あぁ、何という事だ
彼を止められる者はいない
緑眼の虎は止まらない
次の大地を目指して駆ける
その後には赤く赤く染まった
一筋の道が出来たという
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