
三年目の冬
古鷹 侑
まだ愛しているんだ、それの何がいけないんだ?俺にはわからない、理解できない。あんなに愛してくれた人を、俺は見捨てるワケにはいかない。 冬のちょっぴり切ないラブソング的な詩を書いてみました。ちょっと分かりづらいかもしれません。後で解説入れます。 伴奏、お借りしました。ありがとうございます。 曲︰悪い人たち/BLANKEY JET CITY 奏者:(・x・)カズー様 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ 【三年目の冬】 コートを羽織って街へ出る 気持ちは穏やかだけど晴れない 胸ポケットには穴が空いていて 何もかも通してしまうんだ 周りの人達は口々に言った 早く捨てちまえよって そんなボロボロのコートを着て 歩いている奴なんてお前位だと そんなに簡単じゃないんだ 俺は器用な人間じゃない 別に金がないワケじゃないんだ 新しいコートだって買える 今日の天気は晴れ時々曇り 冬の寒空を見上げては 想いを馳せているんだ 朝も、夕方も、夜も…… 俺を刺した君を待つ 今頃まだ刑務所の中で 凍えているのだろう その体を抱き締めたい あの時は勘違いとすれ違いが 同時に起こっただけなんだ 今でも君を愛している 帰ったら、また一緒に暮らそう ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ ※ちょっと解説 主人公のコートに穴が空いている理由は、ちょっとした勘違いとすれ違いが同時に起こって発狂した君(=恋人)が主人公の胸を刺したんです。その時に穴が空いたんですね。 幸い傷は致命傷にはならず、全治1年程の刺し傷で済みました(現在は、傷痕は残ってしまいましたが、完治しています)。裁判で温情を願った主人公でしたが、実刑判決で5年入る事になりました。今は君を待つ日々が続いている。……と、言う感じですね。 ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼ #声劇 #朗読 #声劇台詞 #一人声劇 #一人用 #一人朗読 #ひとり声劇 #nana民と繋がりたい #nana民さんと繋がりたい #声劇民と繋がりたい #古鷹侑オリジナル #詩 #Poem #WordWizard #ポエトリーリーディング #PoetryReading #1次創作 #一次創作
