nana

偽愛
29
4
コメント数0
0

グラスの中のice cubeと快感に溺れ溶けた時に朝を 迎えもうただの君に戻ってる ってことは口にはしないでって 言わせないでって「イかせないで」って 声を殺したってもう気づいてるよ 沈めた欲情が君と重なる 瞬く間にまた微かにざわめく 「ごめんね」なんてかけることもなく 君の手を引いて気づけば同じ夜へ 小説をただ刻むようにそっと響いてる 軋む揺れるシングルベットで2人 相槌なしに愛撫しかける 形だけの「大好き」に濡れたままで 気づけば眠りについてた僕を 寂しそうに後ろから抱きしめた ドアが閉まってく最中君に「待って」 なんて言えやしなくてまた口が止まってる 君の好きなAlcoholに裸同士ダイビング 都合いい時に呼んで都合よく終わってる きっとそう思われてることも僕は知ってる 消える背中浮かぶ思い 部屋に一人いれば 消えぬままでクズだなんて分かってるよ だけどまた求めてる身体が君の身体を

0コメント
ロード中