白兎の館
始まりの部屋
目を覚ますと、そこは見知らぬ部屋だった 「ここは…どこだろう?」 特に痛いところはない 転んだのでも、頭を打ったわけでもない どうして自分はここにいるのだろう? どうして自分は床に倒れているのだろう? 目覚める前の記憶が、すっぽりと抜けている あたりを見渡すと、客室のようだ 照明は、壁掛け照明のキャンドルだけのようで、少し薄暗いが、暖色の灯りに不安を感じることはなかった 室内には、アンティーク調のテーブルと、椅子が二脚、シングルベッドがあった また扉が一つあるが、窓はなく 時間や現在地を知ることは、出来なさそうだ 「まずは…調べた方が良さそうだけど……」 ▶︎次はどうする? 扉 https://nana-music.com/sounds/061f911f ベッド https://nana-music.com/sounds/061f93c0 テーブル https://nana-music.com/sounds/061f925d -----------------------------------------
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