Twinkler+Twins

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リカとミユに贈る4人の歌が終わり、裏にいたふたりがステージ上に現れた。 ふたりは泣きそうになりながらも嬉しそうな表情をみせている。 🍰「みんな…ありがとう…！！」 🍮「朝からお祝いもしてもらって、素敵な歌ももらって…私達幸せ者、だね」 🍰「うん…！！！」 喜ぶ2人に、4人の表情が柔らかくなる。 💍「ふたりの大事なお誕生日だもん、盛大にお祝いしたかったの！」 🐈「うんうん！えへへ、ふたりもこれだけ喜んでくれてるし、大成功、だよね☆」 🛍「ええ、そうね！大成功してよかったわ」 🐕「ほんとに、よかった…！！」 レイナとモモは心の底からの笑顔で大成功を喜び、ミレイとリリは少し涙ぐんだ。 楽しい時間はあっという間で、バースデーライブの終了時間が迫っていた。 リカとミユが一歩前に出て、観客に手を振る。 暫くして手に持っていたマイクを口元から離し、ふたりは同時に息を吸い込んだ。 🍰🍮「本日は、本当に、ありがとうございました！！！」 ステージは割れるような拍手に包まれ、バースデーライブはゆっくりと幕を閉じた。 ＊ 帰宅後、それぞれリビングから部屋に戻っていくメンバー達を見送ったリカとミユは、リビングのソファに寄り添うように腰掛けていた。 🍰「ねえ、ミユちゃん。夢みたいだったね」 🍮「ふふ、リカそれ去年も言ってなかったかしら？…まあ、そう思う気持ちもすごくわかるわ。Twinkler+Twinsに入る前は、こんなこと全くなかったものね」 🍰「うん」 夜の静けさが2人を包み、沈黙が広がる。 🍰「…ねぇミユちゃん…ずっとずっと、このメンバーでいたいね………」 🍮「そうね…ってリカ？」 リカはそれだけ言うと小さく寝息を立てて眠ってしまった。 🍮「…疲れたのね」 思案したミユだったが、静かに目を閉じた。 🍮「朝怒られるかもしれないけど…それはそれでいいわ。おやすみ、リカ」 暫くして、規則正しい寝息が聞こえ始めた。 fin