
カサブランカダンディ【旅芸人一座の物語〜第6話】
沢田研二
ぐっさんさん、Atsukimiさん、テレさんの演奏で歌わせていただきました😊ありがとうございました❣️ ジュリー歌いたいなーと思って以前から後コラに入れてたんです💕 歌ってから「コレ、一座の物語に使えるんじゃ?」と思ってしまったので、書きました😅 第5話より前に時間が戻ります💦 まだ一座は王宮に逗留しています。 ジュリーだか、ジュリーが歌ってるボギーだかを気取っている官吏は、このあと軽率な行動をめちゃくちゃ後悔するハメになります🤣🤣🤣 物語をぐいぐい進めているのは主にはこべさんのほうで、私はこういうあってもなくてもいいようなスキマを埋める話が多いです😅 以下はこべさんのキャプション一部お借りします🙇♀️ 以下、読み物を掲載します。長文ですので、ご興味無い方は、飛ばして下さいね。 ※文章の無断転載はなさらないで下さいね。 ★ーーー✴︎ーーー★ーーー✴︎ーーー★ 【旅芸人一座の物語】 企画:elith 書き手:elith・清水はこべ(箱) ★まとめ読みプレイリスト ① https://nana-music.com/playlists/3601402 ② https://nana-music.com/playlists/3730970 ★時系列順まとめページ https://nana-music.com/sounds/061cd18e ★ーーー✴︎ーーー★ーーー✴︎ーーー★ 第6話「カサブランカ・ダンディ」 書き手:elith 歌唱:ボーカルelith コーラス清水はこべ(箱)・elith 一座が逗留している王宮の、とある官吏の話。 官吏は怒っていた。 (旅芸人一座の座長と、 この王宮の文官室室長代理補佐のこの私と、 一体どちらが偉いのか。 そんなこと聞くまでもないことだ。 それなのに、あの座長のヤツ、 あの黒髪の踊り子を今夜寄越せという 私の命を断りやがった!) 『彼女は王弟である軍司令官の お召しをいただきました。 ‥‥それに、私どもは彼女だけでなく 女性の座員を大切にしているのです。 女に手を上げる輩のところへは行かせませんよ』 ギロリと上から眼光鋭く見下ろされた屈辱が甦る。 ちょっと背が高いからって、なんだアイツは! (旅芸人の女を大切にしろとはお笑い草だ。 乱暴に扱って何が悪い。 人間扱いしてもらえるだけでありがたいと思え!) 官吏は怒りを持て余しながら回廊を歩いていたが、 ふと気づいた。 (確かこの一画は、 奏者たちの居室としてあてがったはず。 そして私は、全ての部屋を開けられる鍵を持っている。 なにせ私は、文官室室長代理補佐なのだ!) 懐から、誰がどの部屋に居るかを 記録した書き付けを取り出す。 (この部屋に居るのは「ミカ」。女の名だ。 どの楽器の奏者か分からんが、ここにしよう。) じゃらんと重そうな音を立てる鍵の束を 隠しから取り出す。 探り当てた鍵の頭に、部屋の扉に嵌め込んであるのと 同じ宝石が嵌っていることを確認し、鍵穴に差し込む。 扉をそっと開けると、香の甘い匂いが鼻をくすぐった。 衣擦れの音、人の気配がする。 (抱いてやるから待ってろよ、ミカ) 勝手に忍び込もうとしていることなどすっかり忘れて、 官吏はニヤニヤしながら後ろ手に扉を閉めた。 ★ーーー✴︎ーーー★ーーー✴︎ーーー★ 書いといて言うなって感じですが、コイツ気持ち悪い‼️😨 橙姐さんごめんなさい🙏 撃退してくださいね。ギッタギタにして大丈夫です💪 #カサブランカダンディ #沢田研二 #テレ #自作ゼマイティスメタルフロント #Atsukimi #ぐっさんBASS #エリスさんに感謝の箱 #ぐっさんさんに感謝の箱 #あつきみさんに感謝の箱 #テレさんに感謝の箱 #旅芸人一座の物語 #エリス沢田研二 ダブラーボリューム30
