nana

全部、君だった。
270
20
コメント数4
13

音をお借りしました。 雨音と焚き火の音を足させていただきました。 いつのまにか 降り出した雨の音 急ぎ足で行く季節の 終わりを告げている ふいに 窓を閉じかけた手が止まる しばらくは 君のこと 思い出さずにいたのに 些細なことからの諍いは いつも 二人の明日を曇らせた 今なら あの夜を越えられるかな 君の涙に答えられるかな 胸も苦しくて張り裂けるほど 全部、君だった

4コメント
ロード中