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ツキミソウ
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続いての投稿はノーブラのツキミソウです。 お決まりの勝手にアレンジ版です。 原曲では一番のサビは静かーな感じになっていますが、 一番に魂をこめる意味であえてサビで感情たっぷりに歌えるようにアレンジしています。 <ザックリ楽曲分析> まず何が難しいってボーカル。 僕が歌うとしたら人間やめないと歌えないレベルのハイ。 しかも結構高い音が続くので人間やめるどころか生まれ変わらないと無理そう。 女性が歌って割りとちょうどいい感じかと。 イントロはpianoオンリーですが、イントロ後半のpianoの高音に駆け上がっていくあたりがきれい。 一番Aメロからすでにストリングスが入ってきてさりげなく背景を作っています。 「あなたを知らない世界のほうが~」のあたりからストリングスのピチカートがはいって後ろで遠くからなっているリバーブの聞いた拍子木?の音によってちょっと和テイストな雰囲気。 この時点で単調にしないためのアレンジの工夫がなされている。 そしてBメロからpianoが8分刻みのコードワークに変わってサビに向かう高揚感を演出。 Aメロでは低音重視のストリングスでしたがBメロからバイオリンも主張してきていよいよサビ!の前に、「気付かないふり」のふり~のコードがA#7で今まで出て来なかった7thコードで切なさをプラス。 そしてサビ!と思ったらあえてこのサビで落とすという。 サビは盛り上がるというイメージをここで裏切ってくるあたりもいい。 サビの後半で徐々に音数を増やして盛り上がりを作りサビ終わりのインターのところでバーンと大きく出てようやくキター!と思わせてくれる展開。 切ない曲だけあって揺さぶってきてます。 2番のAメロからはバンドサウンドメイン。 ここで注目はリズム隊で、キックとベースがおいしい。 キックが8分ではなく16分で攻めてきているので、 それに合わせた休符をうまく使ったベースを絡めて ローテンポの重たさを回避しているのではないかと思います。 2番Bメロはドラムがハイハットを捨ててタム多用することでうまく余白を出して 助走をつけている感じです。 それによって「流した涙の意味を~」からの高揚感をさらに高めてくれています。 そしてようやく2番サビで求めていた盛り上がりを見せて、決壊寸前のダムを 爆発させようとあおってくる。 さらに2番サビ終わりに間髪入れず大サビ。 大サビだけあってコードの展開が一気に増えます。 大サビの頭のコードが「B△7→C#/B」これはよく使われるのですが ただB△7→C#とルートを変えて進むよりルートを維持することで切なく響きます。 その後も「結んだ髪をほどいて」のところで「A#m7→A#7/D→D#m7」となっていて、A#7/DでルートをあえてDに持ってくことでD#m7に行き着いたときの 開放感を高めてくれる技。 さらにさらに、「悲しみから」のところで出てくる「C#m7」。 これもよく使われる手法ですが、ここで出てくることでうまみばっちり。 謎なのが「やさしくなれる心が」のところでコードがD?かD△7?か そんな感じだと思うのですが、普通にコード引きながら歌ったらまあ歌いいにくい。 コードに含まれている音程とメロの音程がぶつかりまくる。 これはもう僕の知識の外の次元なのでセンスということにしておきます。 この曲の抜け目ないところはアウロトで盛り上げを一気に落としてそれで終わりかな と思わせておきながら、最後の最後の終わり方でコードが「D△7→F#△9」でおわるところ。 もう終わりだねってなってるのに一番最後にも仕掛けてくるのがにくい。 耳コピなのでコードの正確性は保証できません🙇‍♀️ ということでちょっと細かい話しましたが、楽曲分析でした。 #ノーブラ #Novelbright #バラード #泣き #ツキミソウ  #SeireN #daich #ザックリ楽曲分析 #アレンジ 

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