nana

episode.3.5
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パンッ シャンッ 手を叩く音が響き同時に鈴の音とホログラムが映し出された。 『はいおつおつ〜』 軽い拍手を送りながらのんびりと話す彼は相変わらず黒いローブを被っている。 『さてはて、次は休憩タイム〜という名の訓練だよ〜』 『何も考えずに、でも思い切り歌ってほしいかなぁ?……次からが大変だから』 次から……訓練の次のゲーム、ということだろうか。 『もうすぐで終盤だしねぇ…いやぁ思ったより時間掛かってるね。僕がびっくりだ』 『もうちょっと短期間でできたりするかなぁとは思ってたけど、思ったより解決してほしい箱庭が多くてねぇ…』 『まぁ全ては僕の上司の責任ってことで』 『んじゃぁ頑張ってきて〜』 彼がパチンと指を鳴らすと、視界が暗転し例の訓練室に来ていた。 前回と違うのはこの部屋にはたくさんの物がある、ということだろう。 多分探せばなんでもある。 〖…マスター。〗 「わぁってるよ。…あんまり時間ないけど、次の箱庭は…僕達は関われないからね」 〖あの子相変わらず怖かったの…マスター会いに行ってきてよ〗 「やだよめんどくさい。怖いのは嫌ですーそれにさぁ…対処法持ってないし?」 〖マスターが摂ってくればいいじゃん〗 「神様は関われないんですよ〜関われるとしても両方とも上司サマだけだろうし」 〖義理の血縁と……息子の敵?〗 「そう。…でも血は繋がってなくて“神話”だけだから…もしかしたら関われないかも?」 〖マスターは確か“絶対”無理なんだよね、今回は〗 「そらそうよ。僕は血縁的には上司サマの孫ではあるけど…育ちは違うし。なんたってあの人に×されてるからね〗 ─ ✄ ─── キ リ ト リ ─── ✄ ─ 《訓練》 2グループに分かれて合唱します。 期限は1/10まで。 曲は自由。 各グループごとコミュニティを作るのでそこへの参加をお願いします。 グループ分け↓ (敬称略 nana垢名) ①乃稚、asakac、ぽん太、狼男、mikya https://nana-music.com/communities/1152675 ②second one、りど、愛羅銀、綿飴、アルフォート https://nana-music.com/communities/1152674

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