
もうひとつの土曜日 弾き語り
浜田省吾
朴訥とした男の、この上もなく熱い想いを綴った名曲。 突如マイクの調子が悪くなり、終盤変な音が入ってます。 マイク買わねば。 もうひとつの土曜日(cover full) https://youtu.be/4_jit4bJSdE 歌詞✩࿐⋆* 昨夜 眠れずに泣いていたんだろう? 彼からの電話 待ち続けて テーブルの向こうで 君は笑うけど 瞳ふちどる悲しみの影 息がつまる程 人波に押されて 夕暮れ 電車でアパートへ帰る ただ週末の僅かな彼との時を つなぎ合わせて 君は生きてる もう 彼のことは忘れてしまえよ まだ君は若く その頬の涙 乾かせる誰かが この街のどこかで 君のことを待ち続けてる 振り向いて 探して 君を想う時 喜びと悲しみ ふたつの想いに 揺れ動いている 君を裁こうとするその心が 時におれを傷つけてしまう 今夜 町に出よう 友達に借りた オンボロ車で海まで走ろう この週末の夜は おれにくれないか? たとえ最初で最後の夜でも 真すぐに 見つめて 子供の頃 君が夢見てたもの 叶えることなど出来ないかもしれない ただ いつも傍にいて 手をかしてあげよう 受け取って欲しい この指輪を 受け取って欲しい この心を *⋆ฺ࿐✩⡱*⋆ฺ࿐✩⡱*⋆ฺ࿐✩⡱*⋆ฺ࿐✩⡱ アルバムでは「LONELY -愛という約束事」の次にこの「もうひとつの土曜日」が収録されています。 LONELYでは、ある女性が彼に「これは愛なの?」とたずねます。 道ならぬ恋の中にいる2人と伺えます。 その女性と、もうひとつの土曜日に登場する女性は同一人物と思えます。 その人に、朴訥な男がプロポーズする「もうひとつの土曜日」。 プロポーズだとはっきり分かる情報は歌詞には無いけれど、僕はそう思います。 前半では「振り向いて、探して」と恐らく心の中で言っている。 中盤、 「君を裁こうとするその心が時におれを傷つけてしまう」 のは、道ならぬ恋に落ちている人を、好きだけど心の中で裁いてしまって辛いのだと読み取れます。 それでも意を決しで誘い出すのだけれど、 デートなんて、どうしていいか分からない… という状態に見えます。 借りた車で、とりあえず海に行くことしか思いつかない。 そんな不器用そのものな男だけど、指輪を準備していて、最後に、 子供の頃 君が夢見てたもの 叶えることなど出来ないかもしれない ただいつも傍にいて手をかしてあげよう 受け取ってほしい この指輪を 受け取ってほしい この心を と言う。 涙無くして聴くことはできません。 そのプロポーズ、頼むから成功してくれ! と聴くたびに思うのであります。 また、この曲と「LONELY」が並べて収録されていることで、「もうひとつの土曜日」の歌詞だけを読むと悪者に見える「彼」も、自分なりに悩みながら日々を生きていることが伺え、両者を意味深い曲にしていると思います。 #アキ浜田省吾弾き語り #アキもうひとつの土曜日
