優しい人　伴奏GarageBand

米津玄師

4拍目から歌い出し（00:02） 原曲はエレキギターとフレットレスベース中心のアレンジが素晴らしく つい聴き入ってしまう美しさですね 再現不可能なので思い切って全然違うアレンジにしました 原曲の世界観は壊さないように気をつけましたが J-pop感ゼロです 私、あなた、あの子は誰を指すのか判断が難しいですね それぞれ加害者だ被害者だと対象を固定すると 矛盾だらけの歌詞になってしまいます 一見被害者のセリフに思える歌詞が 実はいじめっ子の潜在意識ではないか感じられる部分がいくつかあります この歌の中に出てくる人物で一番惨めな経験をしているのは いじめの加害者ではないかと思います いじめの問題は当事者の問題として議論されがちですが 本当は我々親がその責任を取るべきであり 1番影響力を持っていると僕は考えています 生まれて気の毒で汚され醜く映る 哀れみを隠される 頭を撫でられず「いい子」と言われない 優しく生きられない 周りに愛されない ババ抜きであぶれる 悪い子だと叱られない これらの表現は親の愛情が不十分で いじめっ子のなってしまった子供に当てはまる表現だと解釈します。 ババ抜きは文字どおりババァ選びに失敗したことを意味してるのではないかと思います この歌に出てくる不幸は 全部クソ親が生み出した不幸であり 子を持つ親として聴く優しい人は 大人の責任を考えさせられる歌でした 大人になってもいじめの現場を目にすることはあります 傍観することはしばしばあり 自分が標的になる可能性もないとは言えない 大人の場合は職場などの自分の周囲が世界の全てではないことをわかっているし 自分の知り合いが全人類でないことも分かっています でも、子供はちがいます そういうことを理性的に捉えられないし 自分の力で居場所を変えることも 友達を全部新しくすることもできない 大人の場合よりも深刻な状況になります 続く 歌詞 気の毒に生まれて　汚されるあの子を あなたは「綺麗だ」と言った 傍らで眺める私の瞳には とても醜く映った 噎せ返る温室の　無邪気な気晴らしに 付け入られる　か弱い子 持て余す幸せ　使い分ける道徳 憐れみをそっと隠した 頭を撫でて　ただ「いい子だ」って言って あの子へ向けるその目で見つめて あなたみたいに優しく 生きられたならよかったな #米津玄師　#優しい人　#伴奏　#straysheep #もーやん