
【声劇】天使になるということ(台本)
A.○○様/B.水瀬宙/BGM:haruki様/台本:ありあ
-------------------------- B.西暦3020年、人々はある薬を飲み、 "天使"のような存在になっていった 「またキミ来たの?」 A.「薬、飲みなよ」 ほとんどの人が薬を飲む中、ただ1人、薬を拒む友人がいた B.「断る」 A.「何故?心配事が全て浄化され、欲も消滅するんだよ?」 薬を飲むといい事ばかり B.「だからだよ」 薬を飲むと今まで醜いとされてきた感情が消える A.「どういうこと?」 B.「キミは赤ん坊の時にその薬を飲まされたんだろう?」 A.「ええ」 私は産まれた時に 親の意思でこの薬を飲んだ B.「…欲望は決して悪いものでは無い」 親がボクに選択権を与えてくれたこと ボクはとても有難く思う A.「何故?欲望のせいで、 その昔、喧嘩や戦争が起こったのでしょう?」 この薬のお陰で この世界から戦争が消えた B.「でも大切な感情も一緒に消えてしまった」 この薬のせいで この世界ではお見合い結婚が当たり前となった A.「大切な感情?」 B.「誰かを愛する気持ち…だよ」 キミにこの感情は伝わらない …それでもボクはこの気持ちを消したくないと心から思う --------------------
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