Otogi

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#声劇 #朗読 #一人声劇 #コラボ用 #コラボ歓迎 #嫉妬 #温もり 【🌟】 ーーーーー台本ーーーーー 足りないものが星屑ほどあって 踏み入れれば踏み入れるほど その足りないものが鮮明になってゆく いつの間にか それを持っている人を眩しく感じるボクがいた これはきっと憧れであり嫉妬だ その眩しくみえる輝きを追おうとして踏み外し盛大に転けた 倒れ込んだ目から見上げる星は更に高く遠のいた感じがして全身を惨めさが駆け回る 堪えきれずその場から逃げ出すボク 襲いかかる星明かり まるで追い詰められていく怪盗かのように ライトを睨み、行き場を探すと 長く続く足跡に眼を奪われた 眩しさが浮き彫りにした自らの軌跡 それはまるで 「比べっこは過去の自分とするものだよ」と 星明かりが優しく教えてくれているような そんな気がしたんだ ここまで星空を追って過去より前に来た事は決して悪いものではなかったのかもしれない だから今あるものを数えてみようと そう思ったんだ