
てぃんさぐぬ花 /ケーナ
沖縄民謡
沖縄民謡歌いました♫ 作詞:沖縄民謡 作曲:沖縄民謡 てぃんさぐぬの花や 爪先(ちみさち)に染(す)みてぃ 親(うや)ぬゆし事(ぐとぅ)や 肝(ちむ)に染(す)みり 天(てぃん)ぬ群星(むりぶし)や 読(ゆ)みば読(ゆ)まりしが 親(うや)のゆし事(ぐとぅ)や 読(ゆ)みやならん 夜走(ゆるは)らす船(ふに)や 子(に)ぬ方星(ふあぶし)見当(みあ)てぃ 我(わ)ん生(な)ちぇる親(うや)や 我(わ)んどぅ見当(みあ)てぃ 宝玉(たからだま)やてぃん 磨(みが)かにば錆(さび)す 朝夕肝磨(あさゆちむみが)ち 浮世渡(うちゆわた)ら 誠(まくとぅ)する人や 後(あとぅ)や何時(いち)迄(までぃ)ん 思事(うむくとぅ)ん叶(かな)てぃ 千代(ちゆ)ぬ栄(さか)い なしば何事(なんぐとぅ)ん なゆる事(くとぅ)やしが なさぬ故(ゆい)からどぅ ならぬ定(さだ)み なさぬ故(ゆい)からどぅ ならぬ定(さだ)み ✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨ 意味も載せまーす♫ てぃんさぐぬ花(解釈) 1. てぃんさぐ(鳳仙花)の花は 爪先に染めて 親の教えた事は 心に染めなさい てぃんさぐの花は、赤く染まることから マニキュアなどのない昔は、女性や子供が 爪につけて染めたり遊んだりしていたものでした そのたとえとして、てぃんさぐの花を爪に何度も塗り 爪先に染めるように 『親の教えたことや諭したことは、深く心に染めるように』 2. 天に群れなす星は 数えることが出来る 親の教える事は 数えることが出来ない 天に群れなす幾多の星でも数えることは出来るが 『親の教える事は、数えられないほど限りがない 親の愛情は、それほど計り知れないものなのです』 3. 夜航海する船は 北極星が目当て 私を産んだ親は 私が目当て 夜航海する船は、北極星を目当てにして進んで行く 私を産んだ親は、私の成長を楽しみにしている 『親は子供の成長を生き甲斐に生きているのですよ』 4. 誠実な人は 後々いつまでも 思うことが叶って 末代までも栄える 誠実に生きている人は、後世までいつまでも 願いが叶って、末代までも栄えることになる 『今、誠実に生きる(暮らす)ことは 自分の願いが叶うことでもあるけれど 子孫までも栄えさせることでなのだから 誠実に生きることが大切なのです』 5. 宝玉(宝石)も 磨かなければ錆びる 朝夕心を磨き 世間を渡ろう 宝玉(宝石)でも、磨かなければ錆びるものです(輝きを失う) 『朝夕、心を磨いて、輝かしい人生を送ろう』 心を磨くこととは、この歌詞の全てが含まれていると思われます なので、この歌詞が歌の最後になっていることが多いのかもしれません 1.親の教え、愛情に感謝し日々暮らすこと 2.誠実に生きること 3.情け深くあること 4.出来ないと思わず動き始めること 5.補い合い助け合うこと 6. 成せば何事も 成ることだが 成さぬ訳だから 成さぬ定め やろうと思えば何事も出来る事だけれど やろうとしないから、出来ないのです やれば出来ることも、やり始めないと出来ません 初めから諦めずにやり始めること、動き出すことです 『やらないことの言い訳ばかりしていては何も出来ません(成し得ない) やろうと動き始める事が、成し得ることへの道なのです』 7. 誰れもが足りない部分を 互いに補い合い助けあって 年老いてゆく 『不足のない人などいません(完璧な人はいない) だから誰もが足りない分を 補い合い助け合って年老いてゆくのです』 8. 誰が上になっても 情けが頼り 情けのない世間は 渡りにくいものだ 人の身になれる人情のある人が上に立てば、 暮らしやすい明るい世の中となるでしょう 『人の上に立つ人は、情け深くしてほしい 情けのない世の中は暮らしにくいもの(生きづらい)だから』
