山口百恵さんのファンの方ならご存知の方も多いと思いますが、デビュー当時の大胆な歌詞でありながら、ハツラツと一生懸命唄っている少女とは全く違う、17歳で有りながら成熟した、翳りのあるイメージを印象づけた阿木燿子・宇崎竜童コンビの楽曲〝横須賀ストーリー〟のalbum〝横須賀ストーリー(1976年8月1日)〟の一曲目がこの〝陽炎〟です。17歳の少女が自分より年の離れた恋人から、今までに感じたことのないオトナの優しさにサヨナラ告げようとしている…そんな楽曲ですが、17歳の百恵さんの表現力に驚かされます。今回は恥ずかしながら、オリジナルの台詞も録らせて頂きました。