
いつかもうすぐ 弾き語り
浜田省吾
浜田省吾、五月シリーズ最終章。 ……と思う。 他に5月の歌あったかな。。 1979年のアルバム「君が人生の時…」に入っている曲です。 「作曲:Ian Tyson」 と書かれており、 「誰ですか?」 とアキ少年は思っていました。 この曲を初めて聴いたのは中学生だった1980年代、色々知ってそうな年長の知人もおらず、ひと昔前の洋楽なんてさっぱり………インターネットも無く、詳細不明のまま聴いていました。 のちに調べてみたところ、オリジナルはIan & Sylviaというデュオによる「Someday soon」って曲でした。 Someday soonは、兵役を終えて帰郷した男性に恋している女の子の歌で、 「いつかもうすぐ彼と一緒にここから出て行くのよ」 という内容です。 で、浜田バージョンの歌詞は、米軍キャンプの近くの店で働く女の子に恋していた頃を回想するというもの。 オリジナルと直接の関連を持たせた歌詞ではないけれど、5月にカリフォルニアに行っちまったあの子とSomeday soonの主人公の女の子がオーバーラップします。 また、この曲の「米軍キャンプの傍にある小さな店」とは、広島県岩国市にかつてあった反戦喫茶「ほびっと」のことらしいです。 ほびっとはベトナム戦争に反対する運動をしていて、岩国基地の米兵とも協力し合って反戦活動をしていたそうです。 ほびっとの開店は1972年、浜田省吾少年が岩国市の隣の大竹市に住んでいた時期と重なります。 ほびっとを運営していたお方の書いた文章がありました。 http://www.jca.apc.org/beheiren/saikin170NakagawaRoppei-Hobit(ShuukanAsahi).htm いつかもうすぐ(cover full) https://youtu.be/Uggs4xx_o8Y 歌詞✩࿐⋆* あの娘は米軍キャンプの傍にある 小さな店で働いてた 僕らは約束した この町出ようねと いつか もうすぐ あの頃 僕はまだ18で 望めば すべてが叶うと信じてた あの娘のあれた手を見る度 呟いた いつか もうすぐ どうして僕を待ってくれなかったの こうして今 迎えに来たのに あの娘は青い目の若い兵隊と 五月に行っちまった カリフォルニア 今でも この町で 一人呟いてる いつか もうすぐ #アキ浜田省吾弾き語り #アキいつかもうすぐ
